俺視点:(2022年1月)
利回り(分配・配当)はREITと比較で
REITの利回りと比較してみてください。REITが良い時期・ケースも多いと思われます。
REITは株価の上下動は煩わしく1年以下の短期目的では該当REITの株価の4~6%(利回り)ぐらいは簡単に上下動します。株価の上下を除いた利回り(配当・分配)だけを考えるとREITのほうがリスクは低いと思えます。今後の株価の動向(REITの株価は公定歩合とかの金利動向に大きく左右されます)の予想も踏まえて。
(1)不動産の投資信託に投資するもの
一番容易で取引しやすいです。売買しやすいです。特に急ぎの場合に売却して現金化しやすいのは大きなメリットです。短期売買可能でかつローリスク&ローリターンです。中身の実物不動産はとても優良です。大きな欠点としては株価の上下があります。高値掴みしないように・・・・。
(2)不動産に直接投資するもの
長期間でかつハイリスク&ハイリターンの投資となります。難しい点が色々とあります。売りたいときにすぐ売れないです。特に地方の物件であればあるほど。そして5年以内の短期売買だと税金が超高率になるなど色々難しいです。つまり5年以上を念頭にした長期の投資になります。実は自分は一度失敗しています。やり直し(売却)が容易ではないのが一番大きなデメリットです。保有の際にも空室時や退去時のトラブルなどの対応などいろいろと面倒です。ですが、上手くいったときのリターンも大きくなります。
以下がこの記事の本題です============
(3)不動産クラウドファンディング
色々と微妙です。(1)と(2)の中間でミドルリスク&ミドルリターンになる筈ですが、隠れたリスクが多いように思えます。検討するならREITも併せて比較してみてください。
不動産クラウドファンディングの良い点:
・売却(運用終了)と利回りの両方が予め「ほぼ」確定していること
・株価のように毎日変動しないので一喜一憂しなくて済むこと
不動産クラウドファンディングの悪い点:
・売りたいときにすぐに売れないこと
・情報開示がすくないこと
・破綻した場合、戻ってくるお金が相当に減ること、ハイリスク物件の場合にはゼロに近いかもしれないこと。
なお、過去にREITでも破綻したものがありましたが、その場合でも実態のある優良不動産があったので、株価的には一時的に投げ売り(半値)に近くなったものの、結局は他のREITに吸収合併となりました。そのREIT株を保有したままの場合に本来の価値ぐらいまで戻しました。ですが不動産クラウドファンディングは微妙な物件も多く、さらに危ない物件(田舎の土地は売却時には二束三文になりやすい)で破綻した場合には、その価値は相当に減じることになると思います。
->高金利の場合、金融機関の融資を受けるよりクラウドファンディングで資金を集めたほうが有利となるため
運営会社のクリアルは上場してます。投資先は一番マトモに思えます。大人気で開始数分とかで売り切れます。2024年現在で自分はここにTポイント提携のものでズルズルと数年来はずっと増し増しで投資しちゃいましたが、この記事の前半に書いたようにREITやその他投資にシフトして、こちらは徐々に減額していこうかなと思います。出金手数料(実費で数百円)がかかるので自分の場合は、募集時などに増額だけして投資し、減額はこれまでしなかったのですが、今後はちょろちょろとタイミングを見つつ減額(出金)していくつもりです。
提携ポイントで色々あります。提携が上手いなと思いました。
・直販(提携無しの場合)の会員プログラム(運用残高): 2024年4月1日から減額
親会社(ミガロホールディングス)は上場してます。投資先はマトモに思えます。
投資先はマトモに思えます。
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最古参で最大手ともいえるかと。1口100万円と他に比べて大口です。ここ10年ぐらいは物件投資先がどんどん怪しくなってきた気がします。最近の投資先物件はとてもハイリスクに思えます。自分はここには投資したくないです。投資先がハイリスク過ぎて、破綻した場合には二束三文になる可能性が非常に高いので。その割には利回り7%とリスクの高さに見合わないと思えます。現在メインの案件のゲートウェイ成田は周辺相場の千倍以上の取引価格で坪単価が576万円!!(都心の駅前もびっくりの取引価格)であり、財務内容も危ういと自分は判断します。個人的な印象で、安愚楽牧場(最初はまとも?だったが、だんだんとタコ足配当に・・・)の末期に近づいてきてる感じがします。
以下、覚書のいろいろな不動産クラウドファンディング