Buy Now Pay Later・・・・
Buy Now Panic Later・・・・・今買って後でパニック
クレカも後払いですが、BNPLは審査が簡易で国際ブランド(VisaやMastercardなど)とは直接関係ない、販売店側とクレカ番号のやりとりが不要というのが特徴でしょうか・・・。
海外では利用者側の視点としては、4回払い前後まで無金利なのが主流、移民や自己破産が多い、発展途上国では銀行口座が無い人も多く、クレカ代替として相当に流行っている模様です。加盟店側の視点としては、支払う手数料はクレカより高いが、4回払い前後まで無金利ということで販売促進に繋がりやすい、売れやすいので導入しやすいというビジネスモデルのようです。
PayPalが日本のPaidyを3,000億円で買収というのが話題になりました・・・・
個人的にはキャッシュレス決済はコード決済やクレカで良いじゃんなのですが、クレカ番号が不要という事とiPhoneの36回払い金利手数料無料ということで流行ってはいるようなので、( ..)φメモメモ。
日本でどこまで流行るか?は不明です。PaidyでiPhoneの36回払い金利手数料が無料とかAmazonで5%還元(終了)とかは目につきました・・・・・ ですが、海外ほどには日本では流行らない気もします。理由は簡単でクレカの審査に通りにくい人の比率が日本の場合は海外に比べて圧倒的に低いであろうこと(日本は移民が少ない、自己破産が少ない、発展途上国と違い殆どの人は銀行口座持ってる)が大きいです。
たとえばアップルなど高額な商品を取り扱う加盟店側としては、通常クレカよりも高い決済手数料を払っても販促に繋げたいという事でしょう。つまりクレカ与信枠を比較対象とするなら10万円~20万円程度が妥当(それ以上だと属性が良くないとNGになりやすい)の商品を取り扱って通販向き商品の加盟店向けのサービスにはなりえます。高額商品で分割手数料が安ければと思いついたのはバイクや自動車ですが通販向け商品ではないので向いてません。与信枠的にBNPL向けを大幅に超えてしまいますし、3~5%前後?と思われる決済手数料が利益を相当に圧迫するために一般的な自動車やバイク販売店(実店舗)では現金や振込のみの決済でそもそもクレカすら使えないことが多いです。バイクや自動車で分割払いしたい場合はローン(銀行の自動車ローンが圧倒的に低金利)で金利手数料は客側負担でという事かと思います。
何処かで見たよね・・・
分割払いで金利手数料が無料 もしくは 超低金利というビジネスモデルは・・・・家電ではジャパネットたかたがありますし、自動車やバイクの販売店ではBMWやハーレーダビットソンなどの高級ブランドでもあります。ブランド力のある商品(利益率の高い、利ザヤが大きい商品)では販売量が増える > 与信コストでOKなのでしょうけど、コスト競争の激しい(利益率の低い)商品では難しいビジネスモデルのように思えます。
・・・・・自分は「分割でなく一括払いで良いのでもっと安くして!」ということがほとんどなので。
★★ あと払い 申込みの注意点 ★★
日本の主要プレイヤー:
いわゆるフィンテック系ベンチャーが多いです
単体サービス型:
Paidy(ペイディ):ここしばらくで頻繁に見るように・・・Apple、iPhoneのiPhoneの24、36回払い金利手数料無料とか、Amazon5%還元の威力か・・・
ZOZO TOWNのツケ払い(GMO後払い:GMOペイメントサービス)が早かったんだけど、ZOZO TOWN以外にあまり広まらず?
唯一?のポイント還元有り、過去の決済金額実績はPaidyよりも上。後記のコード決済の後腹のatoneも同社サービス。
能書きは凄そう・・・多数の銀行提携での口座振替は確かに凄いも・・・加盟店が少ない(アプリ登録しないと見れない)、現在は最大3回払い。後記するSplititのようなクレカ紐づけもOK。今後、加盟店が増える&高額な物は分割回数が増えるなどあれば利用者側にとってはコレは便利。
「ゆっくり払い」Yahoo!ショッピングやPayPayモール:
ネットプロテクションズとSBペイメントサービス社
後払い.com(株式会社キャッチボール):地道にやってたらしい・・・日本語ドメインが他社に取られてます・・・
ミライバライ(AGミライバライ):
後記のKyashのイマすぐ入金、B/43のあとばらいチャージ の提供元
Gardia後払いサービス(ガルペイ):
後記のバンドルカードの「ポチっと」チャージの提供元
コード決済に付加
メルペイ:スマート払い
バーチャルカード(iD、Mastearcard)発行、リボ払い(手数料有り)と先進的
FamiPay 翌月払い
後発ながらBNPL機能を追加サービス開始、公共料金やPOSAカード購入OKなど制限が少なくて気に入ってます。
atone
後払い専用のコード決済。NPあと払いと同じネットプロテクションズのコード決済。smartcode参加なので実は使えるところ多い。
PayPayあと払い
一部ユーザーにPayPay後払い「(一括)」として期間限定で提供後に、単なるPayPayあと払い(PayPayカード、Yahoo Japanカードにほぼ連動と言っても良い形で)としてサービス開始となりました。
au Pay
回線契約者のみキャリア決済で可能
d払い
回線契約者のみキャリア決済で可能
ブランドプリペイドに後払いを付加
スマートカバー:手数料無料:決済&残額不足時に少額をカバー
LADDER:要手数料(金利):残額チャージ??:今は新規サービス停止中??
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Paidyの強力な組み合わせやキャンペーン例
Apple&Paidy、ペイディあと払いプランApple専用 特にiPhoneでは36回払いが無金利・手数料無料(条件付)
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日本に参入
仕組みとしてとても注目してます。分割手数料無料&任意のクレカが使えること&そのクレカの還元が可能なことで利用者のメリットが多いです。
登録したクレカの与信枠で事前承認して分割(12回払い、金利0%)支払いするというものです。毎月払いはその登録したクレカで支払います。残りの支払い額が登録クレカで与信枠に収まっているか?ということもチェックされるようで、Webでの利用例では他の買い物などで該当クレカの与信枠が縮小したため、他のクレカに支払いを切り替える例がありました。
アジア圏で流行っているっぽいです。3回払い金利手数料無料。紐づけクレカからの支払い。
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参考URLなど
話題のBNPLと日本の事情。“第2世代”は隠れたニーズを掘り起こす
拡大するBuy Now, Pay Later(BNPL)市場の動向と今後の展望
日本総研:谷口栄治/リサーチ・フォーカス No.2021-001
オーストラリアでは劇的。
・草食世代(34〜39歳)は比較サイト
・ゆとり世代(27〜33歳)はコスパ(長く使ったときに値崩れしないのか、高く売れるのか)
・Z世代(17〜26歳)はタムパ。効率よく短時間で買い物がしたい。