ATM、振込、送金・資金移動の比較など
↑ ネット銀行(個人口座)のスペック一覧あり。
此処でネット系銀行と記しているものは無店舗のネット専業銀行はもちろん、店舗があるもののネットに強く注力している銀行を含みます。
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見直しのすすめ
後述しますが、2021年秋から銀行間の主な送金コスト(他銀行宛ての原価コスト)である全国銀行資金決済ネットワークの料金が半額以下となった事で、手数料の大幅値下げや優遇プログラムの拡充、ポイントプログラムの拡充などが相次いでます。その一方でこれらの値下げや拡充をほぼしていない銀行も多々あります。
各自の利用状況によって見直しをお勧めします。自分は大幅に見直しました。
銀行の選択はそれぞれの生活圏、ライフスタイルによって異なるのかなと思います。節約しようと思えば複数の銀行を使いこなすことになると思います。
★まとめ★
・普段使い用:ネット銀行
ATM入出金や振込の無料回数が多い、無料条件が緩いネット銀行
->住信SBIネット銀行やauじぶん銀行がこれらの項目で上位に。
->ATM入出金が3万円以上なら回数無制限のPayPay銀行も良いが他行宛無料振込がない。
↓ ネット系銀行の比較は下記一覧が簡単です。
↑ 各種一覧あり。
・口座振替NGがあったときの予備用:メガバンク
口座振替で最もお得(ポイント還元)だと思われるのが後記するスルガ銀行 Dバンク支店のGポイントクラブ口座です。基本的にはこの口座に口座振替を集中させるのがお得なのですが、時折NGもあります。
口座振替でNGが最も少ないのがメガバンクです。またPay-easyという払い込みサービスでは、ネット銀行の多くが非対応だったりしますが、メガバンクだとほぼ対応してます。
三井住友銀行:Hot!!
Oliveで 通常のネットバンキングでの他行宛振込は月3回まで無料、定額自動入金(3回まで)、定額自動送金(きちんと振込:新規は同一口座宛で月2回まで制限、別口座なら別カウントで制限なし?などが2024年春頃に制限がかかってWebでの記載がないままなので注意。
10万円までの「ことら送金」は銀行アプリから可能
Vポイント。デビットカードは0.5%還元、 日興SMBC証券連携でIPO優遇有り
三菱UFJ銀行と相互利用ATMの無料時間帯
三菱UFJ銀行:
優遇プログラム「メインバンク プラス」はWeb通帳で簡易クリア、Pontaポイント、デビットカードは0.2%還元
ローソン銀行ATM無料時間帯、イオン銀行他ATM無料時間帯、三井住友銀行と相互利用ATMの無料時間帯
みずほ銀行:
みずほマイレージ(ポイントプログラム無し) デビットカードは0.2~0.4%
イオン銀行ATMの無料時間帯、VIEW ALTTEの無料時間帯
(埼玉)りそな銀行:
りそなクラブ(ポイント)、優遇プログラム、デビットカードは0.5%還元(JMB版はJALマイル0.5%!!)
VIEW ALTTE(ビューアルッテ)ATMが平日昼間無料、バンクタイム(りそな系)ATMも平日昼間無料など
株主優待があるのは珍しいかも。他のメガバンクと比べて証券会社の即時入金サービスが対応してないことが結構あるので注意。
ゆうちょ銀行:
ゆうちょデビット(以前こけたmijicaの代わりに新規に始まったもの)還元0.25%
多くの口座振替でNGは少ないのですが、ネット証券会社によっては無料入金できない事がちょいちょいあります。
ネット系銀行も口座振替のNGがちょいちょいあり、Pay-easyも対応が少ない(楽天銀行やPayPay銀行は対応)のに要注意です。ネット銀行老舗の楽天銀行、PayPay銀行、住信SBIネット銀行の3つはネット銀行の中ではNG少な目な印象。
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・対応ATMの豊富さ
コンビニATMの便利性は高いです。
->ATMの設置数は3大メガバンク全部足しても、ゆうちょATMやセブン銀行ATMの単体に劣ります。
但し、新規参入したローソン銀行ATMは使えないネット銀行や機能(引出しOKでも預入れがNGだったり)に注意で。
前記したコンビニATMを使う場合、ネット系銀行が無料回数や無料条件で圧倒的に優れています。
一覧は↑リンク
無料回数を越えた場合にもネット系銀行が圧倒的に安いです。
一覧は↑リンク
定額自動入金は本人同一名義のみですが手数料無料です。使い分け複数銀行口座間の入出金用途、ポイント取得用など。
定額自動振込は無料回数内なら無料ですが、それを超えると有料です。これも使い分け複数銀行口座間の入出金用途、ポイント取得用など。
・ポイントプログラムの良さ
ネット系銀行では預入資産や運用資産等で手数料優遇条件が多い
ネット系銀行では振込、口座振替、年金受取、給与受取等で優遇(無料条件やポイント)が多い
・ゆうちょ銀行は預入金額上限が1,300万円
・注意:店舗がない(もしくは 少ない)事によるレベルの低いサポート(例えばPayPay銀行は電話対応も無しに)に注意
・普通預金金利
ネット銀行で最高は0.2%など、メガバンクでは0.001%と200倍の差があります。まとまった預金がある場合は差が出ます。
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給与受取の特典(ポイント獲得)に関して
会社側で総合(給与)振込契約にて電信扱い手続きを行ってたもののみが対象です。通常の個別の振込では給与振り込みの特典対象とはならない場合が殆どです。自分の小さな会社ですと総合(給与)振込契約を行っていないために実態が給与振り込みとなっていても対象とはなりません。
なお、雇用契約が有る場合の会社から銀行支店口座を指定(お願い)される場合がありますが、法律上は被雇用者側が振込手数料負担なしで自由に振込先を選べます。しかしながらコスト(経費)で言うと毎月で数百円(金融機関によっては500円前後の差が付く)の違いがあります。つまり年間で一人当たりで6千円近いコストの差になったりします。「できればこの銀行支店で」と言われた場合は自分なら会社との関係を協力的で良いものにしたいので会社指定のままにします。「どこでも良いよ♪」的な会社なら自分にとってお得・便利な口座を選べば良いかと思います。
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★全く使わない口座に注意★
休眠預金等活用法
10年放置だと休眠預金扱いに
未利用口座管理手数料
特に2021年秋前後から未利用口座管理手数料の導入がふえてます。2年放置で年額1000円前後を徴収が多いです。
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ネット系銀行(有店舗だがネットバンキングが主力を含む)
ポイントプログラムを除いた簡単なスペック比較は―>ATM、振込、送金・資金移動の比較など
以下、自分利用でのひとことメモ
Dバンク支店のGポイントクラブ口座で口座振替(引落し)は此処に集中:Gポイント。納税・各種公共料金などは別途この方法で
ANA支店は 2ポイント≒1マイルと考えれば前記のGポイントクラブ口座と同等であり、他の多くの機会でもANAマイルが貯まるので
2021年ぐらいから色々と強力に! au経済圏で色々連携推奨:Pontaゲット!!
自分はマネックス証券と連携で仲介口座に設定:各種優遇、ポイントプログラム
住信SBIネット銀行のフルーツ系(オリジナル系)支店は総合的には最推しかも。
NEOBANKのTポイント支店。他行から口座振込でTポイント獲得が強力。デビットカードはリアルカード無し。
NEOBANK JAL支店。他のNEOBANKに比べるとキャンペーンが多い。2024年6月より被振込でもマイル獲得へ対応に。 プリペイドのJAL Gate Wallet利用でJALマイル獲得がお得。
NEOBANKの第一生命支店。0歳から口座開設が可能。デビットカード(還元0.8%:リアルカード有)、ポイントプログラムはV NEOBANKに近いぐらい充実しています。
投資信託の資産額が1千万円超でデビットカード利用還元が最大2%(投信系資産1千万円以上など)でとてもお得。
楽天経済圏用:楽天証券、楽天カードなど連携用:改悪が続いたので自分は個人口座も法人口座もサブに降格へ。
JRE(JR東日本)の割引特典が大盤振る舞い・・・
ATM入出金だけみると最強も、振込は最弱。PayPay経済圏用:PayPay、ヤフオクでお得。
ATM利用料が3万円以上なら何回でも無料というのは最大のメリット。
他行宛て振込込無料条件が厳しい(3千万円以上で5回無料)
給与振り込みで3回無料(要エントリー)
別途法人口座もありそちらはATM入出金用にメインに昇格。
イオン経済圏用:実は大きな弱点がないかも。イオンカードセレクト(イオン銀行用)申し込みで同時開設。
JCBキャンペーンで釣られて。デザインとサブスク制は新しいが・・・・
現在自分はフリーナンス口座(普通の口座と全く異なる)のみ開設で、当初利用したもののその後はほぼ利用せず。一般の口座は未開設だが、外貨預金コストおよび外貨残高連動で高還元化のデビットカードが魅力、法人口座も魅力的。
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海外用途
開設済:銀行としての国内用途の利便性は低い(国内ATMや口座振替などがほぼNG)が、他クレカから入金できるデビットカートとしての魅力で開設&利用していました。海外送金・為替は最強レベル
今後開設の可能性あり。競合はRevolutだが色々と有償で劣る面も多いが、対応通貨数が多く、海外送金・為替はRevolutに匹敵する最強レベル。
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自分が非開設なネット系銀行(自分評価順)
きらぼし銀行の口座と併設で他行宛て振込手数料の無料回数で7~20回など多回数の優遇が達成しやすい。但しコンビニATM対応はセブン銀行ATMのみ。対応ATM都合で都内在住なら有りかも?
預金金利が昔から高金利。外貨(特に韓国系なので韓国ウォン)に強み
預金金利が最強。それ以外は・・・・
特徴的な住宅ローンやリバースモーゲージ有り
外貨に強い。富裕層向け?
富裕層向け?
おススメしない理由:この2つは他のネット系銀行に比べて殆どの点で劣りますのでおススメしません。
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穴場でお得な預金口座!
このブログではU系と名付けておきます。商工中金、ろうきん(労働金庫)、JAバング、JFマリンバンクです。これらの4つの金融機関のキャッシュカードは3大コンビニ(セブン、ローソン、ファミマ)ATMの平日昼間の引出が回数の制限なく無料です。(土日や夜から早朝などでは有料だったり使えなかったりで要注意)他には、信用組合カードではセブンのATMが平日と土曜(時間限定)で回数制限なく無料ですし、ゆうちょカードはファミマ(E-net)で同様。
同じ非株式会社の信用金庫はこれらと異なりコンビニATMの無料回数などはありません。
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街中にあるATMの手数料
「提携金融機関において定めます。」で一覧無し。一部はファミマにもあります。
イオン銀行のカードが平日土曜日昼間無料(逆は有料!)
U系に加えて準U系な信用組合のカードが平日土曜日の昼間無料です
E-netは提携戦略でファミマ以外も3強以外の地域系コンビ、地域系スーパー、ドン・キホーテ、各種モールなど
・イオン銀行ATM(ミニストップ、イオン系他) ATM手数料一覧
結構無料で使える銀行カードが多くて書ききれません。イオングループの取引銀行?が多い為??? また地域スーパーでも実はイオン系だったりでイオンATMが設置されていたりします。例えばドラッグストアのウェルシアなど実はイオン系です。意外に設置場所は多いです。何故か?U系の商工中金は例外?的に非提携で有料でも使えないっぽい。
注意:セブンやローソンのコンビニ銀行は他社のコンビニATMが使えないケースが多い
ATM\キャッシュカード | セブン銀行 カード |
ローソン銀行 カード |
イオン銀行 カード |
ゆうちょ銀行 カード |
セブン銀行ATM | ◎ | ✖ | ✖ | 〇 |
ローソン銀行ATM | ✖ | ◎ | 〇 | 〇 |
イーネットATM ファミマ、ドンキホーテ 地域コンビニ、地域スーパー等 |
△ 入金不可 |
✖ | 〇 | 〇 |
イオン銀行ATM イオン系(実は沢山有) |
✖ | ✖ | ◎ | 〇 |
ゆうちょ銀行ATM ファミマなどにも有り |
〇 | ✖ | 〇 | ◎ |
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参考:交通系設置のATM 通勤・通学途上の利用は超便利
田舎の小規模な駅以外はほぼ全駅に有り。かなり便利。JR東日本の駅にはほぼある感じでメガバンクATMよりも利便性は高い。
提携銀行一覧、労働金庫は終日無料!!
非対応もそこそこ多い:自分の利用銀行で非対応は、スルガ銀行、auじぶん銀行、ソニー銀行、PayPay銀行など
セブン銀行ATMが圧倒的に多い。
セブン銀行ATMが多い
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設置台数ソース(2020/8 現在)
ゆうちょ銀行 ATM設置台数 約32,000台 2019年9月末現在
セブン銀行 ATM設置台数 25,215台 2020.3 末
ローソン銀行 ATM設置台数 13,367台 2020年 3月末
E-net(ファミマに多い)ATM設置台数 13,000台 (年月不明)