↑ 上記で海外旅行傷害保険がお得なクレカを記載
↑ 利用付帯の場合の海外(現地)での公共交通機関利用の決済を前提として
↑ 自分用の覚書です。特に利用付帯でどれを使って決済するかの覚書で
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↑ クレカの付帯保険を中心にいろいろ情報が沢山あります。
上記をまとめた下記一覧も参考に
一般カード比較表
学生用カード比較表
ゴールドカード表
飛行機遅延/欠航・ロストバゲージ保険付カード比較表
海外在住者OKクレジットカード比較表
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ゴールドカード以上(カードによってはノーマルカードでも)には・・・旅行保険(自動付帯 or 利用付帯の違いに注意)、ショッピング保険、盗難保険、個人賠償責任保険(海外旅行中のみ付帯というものが多い)などが付帯していたりします。年会費と付帯保険の利用頻度(確率?)によってお得かどうか?が判断できると思います。
旅行保険
利用付帯(保険が有効となるには該当旅行に関連する決済利用必要)、自動付帯(該当旅行関連の決済が不要)、自動付帯+利用付帯(利用付帯によって補償額が増額)など色々とあります。一般的に多くのクレカでは、一般カードでは、海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険は付帯していないものも多いが、ゴールドカード以上では付帯しているものが多い。海外旅行傷害保険に比べて国内旅行傷害保険は弱いものが多い。また各カードのグレードでも保険金額や利用付帯・自動付帯などでも差があったりします。
クレカ会社の収益を圧迫しているケースもあるようで特に年会費が安いもしくは無料のカードの場合にはここ数年で改悪されている場合も多いです。以前は自動付帯だったものが、利用付帯になってしまった例も多々。廉価な年会費のクレカの殆どで利用付帯がかなり増えてます。
改悪例:ざっと見つけただけで・・・・
エポスカード->2023年10月から:自動付帯から利用付帯へ(プラチナ除く)保険金額増額や期限で改善
ジャックスカード->2023年10月から:自動付帯から利用付帯へ(ゴールドやプラチナ等除く)、遅延費用や手荷物費用で改善
ビューカード->2023年7月から:自動付帯から利用付帯へ(ゴールドは自動付帯のまま)
JCB->2023年4月から:自動付帯から利用付帯へ(プラチナカードも含めて多くのカードが改悪)
改悪対象外はJAL、ANA、JTBなどの提携ゴールドカード以上のみ
オリコカード->2022年12月から:自動付帯から利用付帯へ(一般カードおよび多くのゴールドで)
三井住友カード->2022年4月16日から:自動付帯から利用付帯へ(一部の高額カード除いて殆ど)
セディナカード->2022年3月31日から:自動付帯から利用付帯へ(ゴールド等を除く多くのカードで)、増額改善あり
セゾンカード->2021年7月から:自動付帯から利用付帯へ(プラチナを含む殆どのカードで:ビジネス系はまだ自動付帯)
改悪要注意:「 募集型企画旅行の料金」の支払いのみ
この利用付帯で「募集型企画旅行の料金」の支払いのみとこれだけ厳しいのは現状で知りうる限りで楽天カードのみのようです。
海外で病院に行くと日本では考えられない多額の治療・入院費が・・・・・
世界一高額とも言われるアメリカでは救急車利用で20万円以上(ニューヨーク市の例)とか、病室1日で30万円以上とか、盲腸(虫垂炎)入院で300万円とか・・・めちゃくちゃです。【アメリカ合衆国の医療費】都市別の医療費と事例 なので、海外旅行傷害保険で傷害・疾病治療費が1枚のクレカの保険だけではカバーできないことも多々あるわけで・・・・後記の複数枚のクレカの保険の合算でカバーするとか、別途単体の旅行保険を掛けるとかの準備があれば安心です。
アメリカに限らず、先進国の多くは、相当に高額な医療費がかかるということで要注意です。廉価な会費のクレカ1枚では海外旅行傷害保険で傷害・疾病治療費はカバーできないかもです。
保険金額の合算・非合算
合算・非合算に関しては損保協会のページにもある程度の記載があり、そちらには記載がありませんが、法人カードと個人カードで最も金額の高いもので合算可能という記載があるのですが、個人保証による法人カード(例えば楽天ビジネスカードや三井住友ビジネスオーナーズなど)はこの保険に関しては個人カードと同様の扱いになるようで合算不可のようです・・・。
クレカを複数枚所有している場合は非合算で手厚くならない場合(傷害死亡・後遺障害保険金では保険金額は合算されず、最高保険金額が限度)、合算されて手厚くなる(それ以外の保険金は実損額まで合算可)場合があります。沢山の利用付帯のクレカがある場合は、関連する色々な沢山の決済を色々なカードに分けてすれば効く場合があります。
往路の航空券はAカード、復路の航空券はBカード、空港までのバス・タクシー・電車はCカードなど・・・複数のクレカ決済で特に高額となりやすい障害・疾病治療費をカバーできるかと思います。。なお、宿泊費は利用付帯対象外のカードが殆どなので要注意です。この利用付帯の条件は各社各カードによって色々と異なり、「変更も多々」ありますので直前にも確認をしておくと良いかと思います。アメリカなど医療費が高額(数日入院しただけで数百万円など)な国への旅行の場合は合算できるように色々なクレカで決済するか、別途に単体で旅行保険をかけるのも良いかと思います。
利用付帯の条件
募集型企画旅行の代金のみの楽天カード(改悪で要注意)
楽天カードの一般カードやゴールドカードで利用付帯になるのはパッケージツアーなどの『募集型企画旅行の料金』 を支払った場合のみ。楽天プレミアム(ブラック)カードの場合は他の一般的なクレカと同様に公共交通乗用具の支払いでも利用付帯がOK。他のクレカで利用付帯になる公共交通乗用具の利用では利用条件を満たさなくなっています。
渡航先への航空券が利用条件になるか?に関してはややこしいのですが・・・・・・航空券を直接カード購入したのに、海外旅行保険が適用されない「利用付帯」の闇 では渡航先の航空券の支払いが利用条件となるのは旅行代理店で「募集型企画旅行」のバラ売り扱い?の場合は利用条件に該当し、航空会社から直接購入などでは利用条件を満たさないというものとなるようです。なお、上位の楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードでこれらは多少高額な年会費のお陰?で自動付帯があり、また増額などの利用付帯なども公共交通乗用具の支払いでもOKとなっています。
他のクレカの利用付帯の条件としては「 募集型企画旅行の料金」の支払い もしくは 「公共交通乗用具の利用」の支払いのいずれかを満たせばよいというのが多く、航空券購入支払いでOKですし、出国に伴う空港までの公共交通機関の支払いだけでも利用付帯となります。
タクシーでの利用付帯の扱いの違い
オリコカードはタクシーはNGです。ですが多くのクレカでタクシーOKです。オリコ以外にもタクシーNGなクレカがあるかもしれません。ジャックスは逆にタクシーOKになりました。海外では白タクも含まれる配車アプリでの対応は引受が損保ジャパンはOKでそれ以外は公免許が有りのタクシーならOKと各社まちまちなようです。
SuicaやPASMOなどを利用した扱い
ビューカード(引受:東京海上日動火災保険)は海外旅行傷害保険では該当カードでチャージしたSuica で当該旅行のために鉄道を利用したことが明らかである場合のSuicaでの決済も対象と明示しておりOKです。但し保険金額が少額ということと、国内旅行傷害保険に関しては利用付帯NGです。
こちらのSuica/PASMO等で電車切符をカード払いし利用付帯を有効化する方法と注意点では引受が三井住友海上保険ではOKな可能性があります。明示されているのは三井住友カードで、前記WebではセディナもOK??。他は????
利用付帯のための全国の電車・バスでのカード払いの一覧とか・・・・
キャッシュレス診療
キャッシュレス診療が可能となるクレカは限られており、色々と手順も必要なようです。前記の海外保険研究所の「キャッシュレス診療」にいろいろな情報があります。キャッシュレス診療でない場合はいったん自分で払ったあとに書類を揃えて保険金請求という事になります。
こちらも変更が多々あるようで最新情報は各自ご確認を。以下、ざっくりとした傾向で。
・一般カードでも保険付帯が多いポケットカードやライフカードはNG?
・あいおいニッセイ同和が引受の場合は例外(エポスプラチナやトヨタカード)を除いてNG?
・損保ジャパンが引受の場合は利用付帯だとNGが多い??
・東京海上日動や三井住友海上が引受の場合はバラバラ
保険期間と延長方法
多くのカードでは、90日もしくは3か月が保険期間となっていますが、例外的にポケットカードの一般カードやイオンゴールドカードでは30日と短いものとなっています。長期の旅行では要注意です。付帯保険によっては出国後に利用付帯が可能で90日制限を超える使い方が可能なものがあります。
詳しくはこちら 海外保険研究所 長期滞在者向け情報、90日以上の利用付帯裏技
三井住友カードでは「選べる無料保険」というものがあります。とても面白いのですが、年会費無料化できるようなゴールド程度ではとてもショボイです。でも選べないよりも全然良いです。
国内旅行傷害保険
自分の優先度はとても低いです。こちらは国内の公共交通機関への搭乗中や宿泊先での傷害や盗難などに対する保険ですが、事故が起きた際には日本の場合は公共交通機関側からそれなりの補償があるので不要という考えも出来ます。問題があれば日本国内であれば損害賠償の訴訟も簡単なので。また日本国内であれば加入している医療保険や医療共済などで殆どをカバーできるケースも多々あるでしょう。足りない分をカバーしたい人向けかと・・・・。
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海外旅行での個人賠償責任保険は、海外旅行傷害保険に付帯しているものが多いです。国内に関してはこちらで書きましたが、年会費が3万円~数十万円の高額な一部のカードに自動付帯していることもありますが、廉価な自転車保険(年額2千円前後)に加入するよりも割安にはならないと思われるので省略します。