ここではトンチン性が高いと思われる個人年金保険を列挙で。
トンチン性:死亡した方の持分が生きている方に移ることで、より多くの給付が与えられる割合のことをいいます。イタリア人ロレンツォ・トンティ(Lorenzo Tonti)が考案した保険制度に由来しています。長寿生存保険(低解約払戻金型)は、トンチン性を高めるとともに、解約払戻金を低く設定することで、年金額(年金原資)を大きくしています。長寿年金保険では払込保険料相当額の7割などに抑えるなどしてその分将来受け取れる年金額を多くしています。
こちらも参考:
東洋経済有料記事;長生きリスクに備える保険」は頼りにならない「日本版トンチン年金」の魅力は乏しい
東洋経済無料記事:地味に流行「トンチン年金」はおトクなのか
ダイヤモンド ザイ :「トンチン保険」は“長生き時代”の不安を解消できる救世主になるのか?
―>長寿な方はお得ですが、非長寿な場合には損です。独身や女性(男性より長寿)は長生き(長寿の際の経済的に支えが少ない)リスクが高いのでメリットあるかもです。
所得税・住民税の税控除が受けられるのは「個人年金保険料税制適格特約付加」の商品のみです。下記には個人年金保険料税制適格特約付加が無い商品もあると思われる(契約時に確認必須、契約時に特約付加必須)ので要注意で。
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新規受付終了?? 年金受取開始前の死亡保障を行わず、解約返還金を抑えることで、年金額を大きく。目指せ長寿世界一! な商品内容です。死亡保障は他で補えば良いのでコレでも良かったかもです。
・かんぽ生命:長寿支援保険(低解約返戻金型) 長寿のしあわせ
・T&Dフィナンシャル生命(太陽生命+大同生命)
新規受付終了
新規受付終了
現行商品では、「無配当生存保障重視型個人年金保険」の記載があるものがトンチン性がある商品かと思われます。
ファイブテン・ワールド4、みんなにやさしい年金保険2、やさしい円ねんきん2
改定のたびに末尾番号が増えるようで・・・・