納税や公共料金の支払いで節約 Hot!
デビットカードやプリペイドカードが使えないケースに関してはこちらで
各種支払いのトータル還元率(自分の例)(更新終了?:過去のメモ)
自分のクレカ申し込み例 (↓と重複記載多め)
ブランドプリカを利用した還元率アップ方法(封鎖、還元無し増えてます) Hot!
BNPL(Buy Now Pay Later 後払い)サービス
基本的には各自が買い物が何処で多い(頻度や総額)か?によって、総額が多い所のクレカの発行および利用がセオリーかと思います。ですが、たびたび例外があって、発行元のクレカ利用より、他社のクレカを使った方がお得な事もあります。
不正利用(自分の責任でない漏洩・流出事故)による一時利用停止、ブランド別の利用の可否などがあると色々な決済で困るのと、税務対応、用途による使い分けもあるかと思います。なので所有枚数は3~4枚程度はあったほうが良いと思います。副業(個人事業主)や法人があるなら、それごとに最低2枚ずつ追加するといった感じかと思います。
まとめは下記です。
クレジットカード | 事後決済 | 審査必要、口座必要、分割払い〇、万能性◎ | ETC、家族カード発行OK |
ブランドデビット | 即時決済 | 審査ほぼ無し、口座必要、分割払い✖、万能性△+ | ETC、家族カード発行ほぼNG |
ブランドプリペイド | 事前決済 | 審査ほぼ無し、口座不要、分割払い✖、万能性△- | ETC、家族カード発行NG |
# キャッシング(貸金)機能は基本的に与信があるクレカのみです。
#クレカ以外のデビット、プリペイドは1回払いのみ
# 万能性:デビットやプリペイドは決済できないケースがあります。
カードによって違いますが還元率や特典もざっくりと大体で上から順です。ですが、還元や特典に関する原理的なポテンシャルは与信管理(と不正利用に関する)コストが無い(もしくは低コスト)なデビット、プリペイドの方があるかと思います。
(1)基本還元率
割とそこそこお得なクレカは還元率1%のものが多いです。
お得でない普通のクレカの還元率は0.5%程度のものが多いです。法人カードは還元無しのものが多いです。
・<1% 低還元なクレカ(多くは0.5%)
・=1% 「そこそこ」高還元なクレカ
・>1% 高還元なクレジットカード
1%の場合で年間100万円利用なら年間1万円の還元となります。もし1.5%のカードと比較するなら0.5%ですからこの場合は年間5千円の差となります。年会費も考えると僅かな差でしたらあまり気にする必要もないかもしれません。
過去にも還元率が強力なカードがありました。自分的には最強だったのがK-Powerカード(リボ払い設定額最大状態)、その次が漢方スタイルカード(とその後継のReaders カード)、REXカード・・・・。いずれも新規発行停止や改悪となりました。年会費数万円などのカードを除くと「数年後の改悪で並みか少しマシ程度の還元率に」なっていった経緯がありますので、高還元率なカードは数年単位で乗り換えるぐらいのつもりが良いのかもしれません。
(2)特定還元率
特定還元率が1%以上になるカードは沢山あります。
・発行元サービス:発行元サービスの利用では還元率がアップ
・タイアップカード:特定タイアップ先の利用では還元率がアップ
・特定サイトで還元率アップ
・特定ガソリンスタンドで還元率アップ
・クレジットカード会社のポイントアップサイト(ここの後半に記載):こちら経由で還元
->こちらは社外のポイントサイト経由のほうがお得な事もあったりで・・・
これらは沢山あります。特定還元率と実際の還元額(特定利用の総額)がどの程度になるか?
特定利用の総額が大きければそのカードはお得ですし、特定利用の総額が少ない&年会費が高いだと損になります。
(3)年会費と還元率の差
高還元、高特典なカードでは会費が有料なものが多いです。
還元率で言えば、該当カードで年間どれぐらい決済可能性があるか?を考えて使う頻度や決済額の少ない予備のサブカードは会費無料か条件付き会費無料(年間数回や年間数万円程度で会費無料)が望ましいとおもいます。
例えば、還元率は下記となります。
10万円利用還元 | 0.5%なら500円 | 1%なら1,000円 |
20万円利用還元 | 0.5%なら1,000円 | 1%なら2,000円 |
50万円利用還元 | 0.5%なら2,500円 | 1%なら5,000円 |
100万円利用還元 | 0.5%なら5,000円 | 1%なら10,000円 |
ベース1%還元のカードならちょこちょこありますが、それを越えるものはごく一部のみです。付帯サービスの価値も含めて年会費の差と予定年間利用額と還元率の差などを考慮して選択で。
上記の表のとおりで 、年会費(―付帯サービスの価値)の差が5,000円以上の差があるカードで還元率の差が0.5%なら、予定年間利用額が100万円(月額8万円ちょっと)以上とならないとお得になりません。つまり高額な年会費のカードの場合、毎月10~20万円以上、年間で100~200万円以上など「ガンガン!」使うケースでないとお得になりません。特に年会費が数万円というプラチナカードであれば年間200~300万円以上の利用でないと中々お得にならないと思います。
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(4)付帯保険
付帯の海外旅行傷害保険に関してはこちら ・・・・・・・ゴールドカード以上(カードによってはノーマルカードでも)には・・・旅行保険(自動付帯 or 利用付帯の違いに注意)、ショッピング保険、盗難保険、個人賠償責任保険(海外旅行中のみ付帯というものが多い)などが付帯していたりします。年会費と付帯保険の利用頻度(確率?)によってお得かどうか?が判断できると思います。
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(5)還元ポイントの汎用性
一番良いのはキャッシュバック系です。何か特別の理由がない限りはキャッシュバックがベストです。次に自分にとって決済先の多いポイントでの還元です。
マイナーなポイントの場合は良いポイント交換サイトがあれば逆にそれが良かったりもします。たとえばエポスカードならオリジナルのエポスカード(エポスポイント)よりも、JQエポス(JRキューポ)のほうが交換先の自由度が高かったりします。JRキューポ -> Gポイント ->ネット銀行で最終的にキャッシュバックも可能です。この辺りはルートを各自で調べておくの良いと思います。
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(6)ブランド選択
VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners の選択
例えばメインカードとサブカードのブランドを異なったものにすることをお勧めします。特定ブランドのみOKのものがたまにあるからです。
結論:迷ったらMastercardをおススメします。iPhone利用の方は特に。自分の経験でいうとスマホへの登録やネット決済でMastercardが最もNGが少ない印象です。
セゾンカードに限ってはセゾン・アメックス・キャッシュバックが四半期毎ぐらいの頻度でお得なのでアメックスも有りかなと思いますが・・・・・店舗対象で利用頻度が高いドラッグストアなど開催が殆どなくなった(2023年までは結構あった)のでやや微妙に。エントリー先着順が多いのですが過去になんども利用したことがあり結構にお得でした。類似で楽天カード限定のキャッシュバックキャンペーンがあります。
実店舗ではコストコがMastercardのみ対応。NGではDMMがMastercardのみNGで、楽天カードではAmazon&Mastercardの組み合わせで還元率が0.2%に改悪などもありました。
海外実店舗ではアメリカではVISAが強く、ヨーロッパはMastarcard、アジアはVISAやMastercardが優位なもののJCBが意外に強いという印象です。
ANA JCB プリペイドカードへのチャージでJCBのみ(My JCB 必須)、FamiPay:JCBブランドのみ対応(楽天カードは還元無し)などJCBブランドのみ対応のものもチョイチョイあります。
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どのブランドでも良いかも?なら・・・・
同じクレジットカードでもブランドによって特典・優待がやや異なる例が多いので(特にゴールド以上ではブランド差異が多い)、まずはそれから比べるのも良いかと思います。他には所有してないブランド優先。もしくは日本推しでJCB(日本の会社)への応援で。
また発行元が三井住友カードは日本のVISAの元締めに近い立ち位置なのでMastercardよりVISAのほうが対応キャンペーンが圧倒的多い(自分の経験で)ですが、自分は三井住友カードであってもNGが少ない事を優先してMastercardにしたりしました。
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ブランドによるNFC決済関係の傾向:
Apple Payだとmastercardが強いようで、Google PayだとVISAが強いようです。
iDだとmastercard、Apple Payが強く、VISA、Google Payが弱い感じです。
QuicPayは 深く関係のあるJCBも含めてブランドに関係なくマチマチといった印象です。
スマホ種別でいえば、Android(Google Pay)よりもiPhone(ApplePay)のほうが対応が多い印象です。
またiPhone(Apple Pay)でwaonやnanacoを使う予定があればVISAからはチャージNGなので他のブランドが良いです。
還元率に関しは、その昔、10年以上前の自分のJACCS全盛時代はJCBブランドが良かった印象がありますが今は各社が巻き返してマチマチといった印象です。
そしてJCBはやや特殊です。時々JCBのブランド名が利用可能と思われる所でも、いわゆる「プロパーカード」と呼ばれるJCB(およびJCBグループ発行のもの)しかキャンペーン非対応だったりします。。
AMEX、ダイナース、Discoverは 近年にJCBと加盟店開放で提携したので日本国内の利用でJCBと同等に近くなりました。逆に言うとJCBは海外(対象国に違いがあるが)での利用でAMEX、ダイナース、Discoverと同等に近くなりました。
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(7)ブランドデビットやブランドプリカ
Visa、MastercardやJCB などのブランドの付いたカードは、多くのケースでクレカと同様に使えます。
なお、アメックスは国内ではデビットカードは無いようです。(米国にはあります)
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(8)クレジットカードを作り過ぎるとどうなるか?
・新規カードの審査で断られる確率があがるかも?
詳細は「多重申込には要注意:申込情報が消えるのは半年後(クレカ以外にも影響)」と「クレジットカードと個人信用情報と発行審査」で。特に新規発行間隔とキャッシング枠に注意・・・・
・管理が超面倒になります。結婚(姓が変更)、引越し、転職、確定申告の時に面倒です。
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(9)リボ払いはとてもとても要注意
詳しくは↑。 特に理由がない限り止めましょう。金利が大変です。経済的に困った時ほどリボ払いに走りがちだと思いますが・・・・・。
リボ払いの危険性を指摘したYoutubeの動画が沢山あります。
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あとがき
非現金決済としてはQRコード系、プリペイドカード系が流行ってますが、日本の現状では「金額」では(「決済回数」ではなく)銀行振込や口座振替の次にクレジットカード決済が多いかと思います。
過去にも還元率が強力なカードがありました。自分的には最強だったのがK-Powerカード(リボ払い設定額最大状態)、その次が漢方スタイルカード(とその後継のReaders カード)、REXカード・・・・。いずれも発行停止や大幅な改悪となりました。年会費数万円などのプラチナカードを除くと「数年で改悪でそこそこか少しマシ程度の還元率に」なった経緯がありますので、年会費が低廉なのに高還元率なカードは数年単位で乗り換えるぐらいのつもりが良いのかもしれません。