金融庁が少しは仕事しているようです・・・
顧客本位の業務運営に関する情報
この中で KPI(Key Performance Indicator):重要業績評価指標
特に金融庁が課題としている「共通KPI」での投資信託の運用損益別顧客比率の状況で色々な事が判ります。色々と考えさせられるものがあります。
どの時点でのデータを見るか(コロナショックがあるので)によっても違います。
以下の考察。
・最優秀なグループ種別は、投信会社(直接販売)であること
->但し母数が少ない
ー>収益的には、直販歓迎なのでしょうけど・・・・・
・店舗型の金融機関では信用金庫が優秀なこと
―> 行員の遠方への転勤も少なく、地域密着で販売で「ゴリ押し」や「回転売買」が少ない?
―> 販売している投資信託の商品数も多くなく、厳選&安定運用重視が多い為?
―> 但し、信金でも下位は酷くて差が激しい。
・ワーストグループはネット証券会社
->但し母数が少ない
―>始めたばかりの人が多く積立年数が少ない?
・店舗型証券会社は幅が広いがワースト2のグループ
店舗型は証券会社に限らず差が激しい。
・生保は株式会社である第一生命のみが公開(それでも頻度が少なく年1回のみ?)
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株式会社の第一生命以外は、日本最大(世界最大?)の日本生命を含めて共通KPIが非公開でした。
保険会社は相互会社が多く、株式会社に比べて透明性が少なくKPIに限らず何でも非公開が多いです。
保険業界は全業種の中でも最も天下りが多い業界だから行政が「甘い」??
業界として保険業界は如何なものか?と思います。金融庁は情報公開に対して厳しくしてほしい所。