# 編集中
1マイルはいったい幾らの価値があるか?
飛行機の利用状況によって違うと思います。妥当ラインは2円、下限は1マイル1円、上限は1マイル6円かと思います。
例えば楽天ポイントからANAマイルへの交換レート(通常ポイントのみ交換可)は1マイル=2ポイントです。なので1マイル2円前後の価値と考えるのが妥当ラインです。
こちらの国内便の必要マイルチャートを見ると国内便のハイシーズンの早割りでおよび1マイル=2円ちょっとぐらいの価値があるように思えます。ですが、LCCの該当便(LCCは極端に安い便があるのでそれを除く)と比較すると便によっては1円に近くなります。LCCで節約することが多い場合価値はどんどん下がっていきます。ANAマイルから他のポイントへの交換レートがおよそ1マイル1円です。これが下限ラインとなります。この場合はマイルを貯める事をあきらめる事になるでしょう。
そして「長距離+高額クラス」に乗る人にとっては獲得マイルはとても美味しいものです。長距離+高額クラスでの特典航空券の価値をでざっくりと計算したところ1マイル6円ほどの価値まで跳ね上がります。こういった場合にはプレミアムカードなど上位カードを取得し、利用決済もコレに全部集中するぐらいの勢いでやるのが最もお得ということになります。最大で価値が1マイル6円+α(搭乗ボーナスマイル分)に跳ね上がるという事は、還元率は6%を軽く超えて他のクレジットカードでは考えられないほどにとてもお得に感じるので「マイル獲得中毒」になるのだろうと思います。
カード種別一覧
ANAカード一覧
JALカード一覧
ANA/ JAL |
一般カード/ 普通カード |
ワイドカード/ CLUB-A |
ゴールドカード/ ゴールドカード |
プレミアム/ プラチナ |
年会費 | 2,200円~ | 7,975円/ 11,000円 |
15,400円~/ 17,600円~ |
34,100円~/ 77,000円~ |
継続マイル | 1,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 |
搭乗マイル | 10% | 25% | 25% | 25% |
一般還元 | 0.5%~ | 0.5% | 1% | 1.3%~ |
航空券購入還元 | 1.5%~/ 0.5% |
1.5%/ 0.5% |
2%~/ 1%~ |
3%~/ 3% |
ラウンジ | ✖ #1 | ✖ | 〇 | 〇 |
旅行保険 | 1千万円~ | 5千万円 | 5千万円~ | 1億円 |
#1: アメックスは独自の空港ラウンジサービス有り
========
ANAカードの年会費割引(リボ払い)
<<リボ払いは注意点(金利手数料など)が多いのでご注意を>>
・ANA VISA/Master(三井住友)カードのマイ・ペイすリボ登録での年会費割引
―>「マイ・ペイすリボ」を登録のうえ、年1回以上のリボ払い手数料のお支払いがある
マイ・ペイすリボに関してはこちら
・ANA JCBカード(ソラチカ含む)のスマリボ登録での年会費割引
―>年1回以上のショッピングがあればOK
スマリボに関してはこちら
========
JALカードの年会費割引(リボ払い)
<<リボ払いは注意点(金利手数料など)が多いのでご注意を>>
・JAL VISA/Mastercard(DC)カードの楽Pay登録&利用での年会費割引
―>対象期間に1回以上のリボ払い手数料のお支払いがある
楽Payに関してはこちら
・JAL JCBカードのスマリボ登録での年会費割引
―>年1回以上のショッピングがあればOK
スマリボに関してはこちら
========
ANA:一般およびワイドカードの一般還元率アップ
ANA JCB一般、ワイドカード :
1%還元のマイル移行コース:年間5,500円
ANA VISA Mastercard(三井住友)一般、ワイドカード
1%還元のマイル移行コース:年間6,600円
ANA アメックス:一般
1%還元のマイル移行コース:年間6,600円
=====
JAL:普通およびCLUB-Aカードの一般還元率アップ
JALカードショッピングマイル・プレミアム
年額3,300円(税込)で2倍(1%)に
JAL:セゾンアメックス(ゴールド以上)のSAISON MILE CLUB
一般利用還元が、1.125%に。
# ゴールドは年間4,400円加算、プラチナは無料で。
=====
ワイドカードが向いている人:長距離便に乗る人:
結論:年会費、継続マイル、搭乗ボーナスマイルに差があります。年に数回&国内便のみであれば一般カードのほうがお得で、長距離(アメリカやヨーロッパ等)が年1回あればワイドカードのほうがお得になります。
一般カードとワイドカードで会費の差額は7,975円-2,200円=約6千円弱です。そしてマイル関連での大きな違いは継続マイルの差が1,000マイル。その年に搭乗しない場合は、それをそのまま考えると1,000マイルを6千円で買っているに等しいです。つまり1マイル6円弱とかなり割高となり損となります。
そして搭乗ボーナスマイルの差が15%(25%-15%)です。これで継続マイルの差である1,000マイルを埋めるためには1年間で約6,667マイルの搭乗マイルが必要となります。例えば国内便の搭乗マイルはこちらで、羽田~福岡で70%換算だとすると年間に8往復ちょっとです。つまり年間9往復以上するようであればワイドカードがお得となります。国際便の搭乗マイルはこちらで、ハワイだと年間2往復以上すればワイドカードがお得となります。アメリカ西海岸だと年間1往復でワイドカードがお得となります。ワイドカードは国内旅行(短距離)だと効きにくく、海外旅行(長距離)だと効きやすいということが言えます。
他にカードスペックの差として海外旅行保険の差があります。海外旅行に頻繁に行かない場合は一般カードのほうがお得ということになりますし、他のクレカで手厚い海外旅行保険のカバーできる人とっては、一般カードで充分でワイドカードは不要となります。海外旅行(長距離)に行く人であれば前記のように無駄にはなりませんが・・・
一般カードとワイドゴールドカードの選択の分岐点
陸マイラー向けに単純化するために搭乗ボーナスマイル抜きで年間利用額で獲得できる1マイルの単価での比較を考えます。ここでは一般カードとワイドゴールドカードで2択を考えます。
年間利用額から考えた場合、ワイドゴールドを選択する分岐点の目安は下記となります。
1マイル1円分換算なら244万円
1マイル1.5円分換算なら156万円
1マイル2円分換算なら112万円
1マイル2.5円分換算なら86万円
・(継続ボーナスマイルの差+利用額獲得マイルの差)*(1マイルの価値)=年会費の差
・利用額獲得マイルの差=(利用額獲得還元の差:0.5%) *利用額
・利用額=x円
・1マイルの価値=y円
・継続ボーナスマイルの差は2,000-1,000=1000マイル
・年会費の差は13,200円
―> (1000+0.005*x)y=13200
陸マイラーであれば、搭乗ボーナスマイルが効きにくいのでこの感じに近くなります。
=====
移行マイル費用とオプションサービス
これもマイル単価を考えるとお得かどうかわかります。
ANA JCBの場合
=====
JAL:普通およびCLUB-Aカードの一般還元率アップ
JALカードショッピングマイル・プレミアム
年額3,300円(税込)で2倍(1%)に
JAL:セゾンアメックス(ゴールド以上)のSAISON MILE CLUB
一般利用還元が、1.125%に。
# ゴールドは年間4,400円加算、プラチナは無料で。
=====