まとめ
月額5千円以上ならETCコーポレートカードの選択となります。
月額5千円以下 | 通常のETCカード+高還元クレカ+ETCマイレージ |
月額5千円~月額3万円 | △協同組合経由でETCコーポレートカード (協同組合の状況では断られる可能性有り) |
月額3万円~月額5百万 | 〇協同組合経由でETCコーポレートカード (協同組合でほぼ大丈夫) |
月額5百万以上 | 自社でETCコーポレートカード |
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ETCコーポレートカード
NEXCO各社が発行する「大口・多頻度割引制度」用のカード
車両とカードが紐づけ(カードに車両ナンバー記載有り)
車両単位割引と契約者単位割引が併用可能で具体的な割引内容はNECO東日本にて。
ETC2.0車載機利用で、(令和3年(2021年)3月末まで)とされていますが「大口・多頻度割引制度」で+10%の割引額が上がります。
ETC2.0に関してはこちらで判別してください。
月額5百万円以上ならNECO各社に自社申請でETCコーポレートカードの発行がセオリーかと思いますが、月額5千円~月額5百万円未満の中小企業や個人事業主でも各NEXCOに申請して直接ETCコーポレートカードを発行してもらう事は可能ですが、以下を考慮する必要があります。
・NECO各社への手続きが面倒
・ほぼ確実に車両単位で月額5千円を超える(超えない場合は通常カード&マイレージのほうがお得)
・月額5千円~5百万円の場合は「車両単位割引 」のみで「契約者単位割引(月額5百万円以上)」は諦める
->協同組合経由だと各種手数料は必要だが「契約者単位割引」が効く可能性有り
・総額の月額利用料の3倍以上?の保証金をNEXCO各社の指定窓口に収める必要がある
・2年毎の更新手続きが必要。
などなど・・・・
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事業協同組合(協業組合)のETCコーポレートカード
協同組合では割引額、加入金(出資金)、発行・取扱い手数料、各種手数料などがそれぞれで微妙に違いがありますので注意してください。
殆どの協同組合ではETCコーポレートカードとETC法人カードがありますが、節約を考えるとETCコーポレートカード一択です。
各事業協同組合のETC法人カードは協同組合への各種手数料がかかるので節約という意味がありません。ETCマイレージサービスの登録&利用代行の意味(手数料が必要)と、会社や個人事業主で何らかの理由(起業直後でクレジットカード作れてない?)などでETCカードを所有できない?所有しにくい場合?カードの枚数が沢山必要?などのみ意味があるかと思います。
利用見込みの分岐点としては月額3万円(契約者単位割引が効くための1車両単位の平均最低金額)を下回る場合や、法人格を持たない個人事業主では、事業協同組合加入でのETCコーポレート発行を断られる可能性があります。この辺りは各協同組合の状況(車両単位の平均利用額の余裕度)によって異なるものと思われます。
なお、各共同組合が発行していることが多い燃料(ガソリン)カードはどの程度メリットがあるかは不明です。ガソリン価格が安い地域であれば、安いスタンドで安い購入(プリカ)したほうが安い気がします。ガソリン価格が高い地域に行くことが多い、車両が多いなどで管理を楽にしたいなどではメリットがあると思います。
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