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国交省の動き?から自転車事故に対する保険の義務化は更に強化?
2022/4 現在
「義務化」23都府県:
「努力義務」11道県:
と毎年予想通りに増えてます。
2020/08で自転車事故に対する保険加入が義務化されている自治体(どんどん増えてます)
「義務化」15都府県:山形県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、静岡県、滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、兵庫県、 愛媛県、福岡県、鹿児島県
「努力義務」11道県:北海道、茨城県、群馬県、千葉県、富山県、和歌山県、鳥取県、徳島県、高知県、香川県、熊本県
そのうち国として義務化しそうな勢いです。
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自転車保険に関しては節税効果(保険料控除)はありません。
各種自動車保険で控除がないのと同じです。
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既に加入してるケース、もしくは廉価に加入できるケース
自動車保険(任意保険)の特約、各種共済の特約、各種医療・火災保険、クレジットカード、銀行(例えば楽天銀行などのオプションサービス)で付帯や特約などですでに加入してないか?をチェックしてみてください。
「個人賠償責任保険」、「日常賠償責任保険」、「賠償責任共済」などの名前です。単体で加入するよりも割安なケースが多いようなので、付加(追加)も検討を。
この「個人賠償責任」は自転車の運転中以外にも広範囲にカバーがあります。保険料と保険金額などがそれほど変わらないなら「個人賠償責任」のほうがお得です。
通常の自転車の保険は・・・・
A.「(相手への)賠償責任保険」+B.「(自分への医療・障害・死亡に関する)交通事故傷害保険」
という形となっているものが殆どです。義務化されているのはA.の部分です。
A.「(相手への)賠償責任保険」
こちらがより重要かと思います。判例で自動車事故並みに高額なケースもあるようなので特に賠償責任保険部分の「保険金額」をチェックしてみてください。
B.「(自分への通院・入院・障害・死亡に関する)交通事故傷害保険」
こちらは既に各種生命・医療保険や共済どに入っており、そちらで金額的にカバー出来ていれば自分に対する保険金額は少額や0円でも構わないと思います。但し原因が交通事故では保険・共済金が少ないなどもありますのでそちらもご確認を。
C.「家族特約」
この有無でも違いがあります。この家族特約(保険料が高くなる場合が殆ど)をどうするか?によっても違います。保険によってはカバー範囲が広くてお得なものがあります。共済系の個人賠償責任保険(共済)は殆どのケースで同一世帯などが自動的にカバーされているのでお得です。
示談交渉サービスの有無
保険という仕組みから言うと弁護士費用は貯金などで払える範囲なので自分は示談交渉サービスは必須とは思いませんが、それが低コストなら有ったほうが安心です。
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結論としてお勧めなのはやはり共済系です・・・・・
殆どの都道府県民共済で 個人賠償責任保険サービス(引受:損保ジャパン)が始まったのでそれがお得かと思います。もしくは全労済(国民共済)の個人賠償プラス やコープ共済の個人賠償責任保険(臨時費用補償及び賠償事故解決特約:引受 共栄火災海) などもお得です。これらは単体での契約はできず、なんらかの他の共済サービスに付加する形で契約できる(つまりそれで廉価に出来たサービス)というものです。
この3つの共済の特約はどちらも賠償責任の上限が3億円でなおかつ家族(同居もしくは未婚の別居)もカバーするなど、とても手厚い割にはとても廉価です。
注意:都道府県民共済でも自分が居住地で加入している埼玉県民共済は唯一まだ個人賠償責任保険サービスが始まってません。
# 都道府県単位の生協系共済の加入条件は 居住地もしくは勤務地という条件があります。
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なお、自転車保険・個人賠償責任保険は税控除はありませんので節税にはなりません。
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その他、探してみて候補となった保険
保険料 月額(換算) |
保険金 | 自転車 以外 |
入院日額 通院日額 |
家族 | |
まるごとマモル 日本生命 |
166円 | 無制限 | ◎ | ✖ | ◎ |
あんしん自転車 PayPayほけん |
140円/ 180円 |
1億円 | ◎ | ✖/ 3千円・1500円 |
◎ |
サイクル安心保険 一般財団法人 全日本交通安全協会 |
140円/ 170円 |
1億円/ 3億円 |
✖/ ◎ |
✖ 色々 |
◎ |
自転車プラン 楽天銀行少額あんしん保険 |
143円 他 有り |
1億円 | ✖ | 2千円・千円 | ✖ |
ZuttoRide セーフティライド会 |
165円~ 他あり |
1,000万円 | ✖ | 6千円、千円など | ✖ |
2022年4月下旬に申し込みましたが、ニッセイ(あいおいニッセイ同和)から連絡や返信が有りません。今は新規を受け付けてないのかもしれません・・・・
個人賠償責任が無制限なのに個人プランだと月額166円(年契約)と最安値。この保険の詳細パンフはこちら。但し自分に対する傷害保険(死亡時のお見舞い程度は有り)は付帯しておりません。携行品プランもあり、過去はスマホも補償対応(要はスマホ保険が付帯のようなもの)でしたが現在は対象外となっています。Webからは契約ができず、後日という形です。切り口(ドアノッカー)商品と思われるので他の商品とセット(自動車保険とのセット割がパンフに記載してたり)売りみたいなことが面倒かもしれません。それでも格安です。
【2022年】自転車保険のおすすめ人気ランキング30選【徹底比較】
ほんといろいろとあります。
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俺ケース
現在: 勤務地で 独立生協系共済である 神奈川県民共済に加入して 県民共済かがやき4000 + 特約の個人賠償責任保険を付加しました。
過去には、自分の場合、2021年7月まではSPU+1%が毎月効くように楽天カード超かんたん保険の「自転車プラン」270円/月 に保険目的というよりもSPU目的で毎月払の契約してましたが、月払いが無くなり年払いのみとなりSPUのメリット(支払い月のみSPUアップ)が薄れました。月払いの人は自動解約(連絡メールがあったかもですけど埋もれて気づかない)になってました。その後に、居住地で加入済みの 埼玉県民共済では都道府県民共済グループで唯一、個人賠償責任保険サービスが始まってませんので 楽天銀行お客様専用の自転車プラン(本人型月払い150円)に加入。 その後、まるととマモル/日本生命・あいおいニッセイ同和損保 に問合せ申請しても返答が一切ない(儲けがない商品なのでやる気なし)ので・・・・・・・困るなぁ・・・新規受付してないのならそういう事で連絡するなりして欲しいところ。メアド&個人情報だけ吸い取られたのかもwww
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三井住友カード
結論:プラチナカードなら価値有
✖:プラチナプリファードで100万円、それ未満のクラスのカードだと20万円と保険金額が少ないので他で
ゴールドカードなどに通例で付帯している海外旅行傷害保険の代わりに他の保険を選べるというものです。海外旅行傷害保険付帯のクレカが沢山ある場合は無駄(重複して保険金が加算されないケースもあるので)ですし、昨今では自動付帯から利用付帯(付帯条件にはとても要注意)、そしてその内容の改悪も多かったりです。滅多に海外旅行に行かないなら単体で旅行保険をかけるのも良いかもしれません。
この「選べる無料保険」で自転車保険をカバーしているのは「個人賠償責任保険」となります。ですが・・・・自分が保有しているフレキシブルペイ ゴールド、ゴールドNL、ビジネスオーナーズゴールドなどではいきなりたったの20万円にダウンです。「自転車保険の義務化に対応できるだけ」といったレベルです。
自分は選べる無料保険に関してはケガ安心プラン(入院保険(交通事故限定))にしました。すでに加入している共済保険でカバーされている範囲ではありますが入院や通院時の補償が手厚くなれば良いので。他には 持ち物安心プラン(携行品損害保険)もありますが、こちらで携帯電話やノートパソコンが除外されているので自分は優先度が低いです。
なお、下記も要注意にて
カードを切替えたときや、保険プランを変更したときの保険適用に関するご案内
新タイプの有料のものです。旧?タイプのポケット保険(ポケホ)よりもお得な感じです。
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その他クレジットカード各社の無料や優良の付帯保険
前記の共済系と比べるとコスパが微妙なので簡略です。色々なカード会社の保険は月額払いで手続きも含めてお手軽なのでとりあえず加入しておいて他に良いものがあればそちらに移行というのも良いかもしれません。
セゾンカードだと賠償責任保険が付帯しているものがありますが、海外旅行時のみの利用付帯です。セゾンカードの例で有料のもの(Super Value Plus)がありますがコスパは微妙で、同様なものにエポスカードの保険やJCBトッピング保険などもコスパ的には微妙です。ですが申し込み手続きも楽というのがメリットでしょうか・・・・