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ぱっと見のコストは(1)が高く見えますし、(3)や(4)は表面上で安くできるかと思います。(2)はその中間かもしれません。
(1)ロボアド ⇔ ETF
Wealth Navi、、THEO、Folio ROBO PRO など
直接ETFの売買を行うものです。アプリなどの表示でも投資先の各ETFの所有状況がわかります。ロボアド側のシステム運用コスト(為替取引や取扱いETFの端数管理)が大きいためにぱっと見の手数料は高くなりがちです。
これ以下の構成パターンのものは、ロボアド自体の運用報酬が安くみえても、投資先のファンド側の信託報酬の負担もあるので実質の負担額がわかりにくかったりします。
(2)ロボアド ⇔ 資産種別ファンド
楽ラップ など
この場合の投資先ファンド側で膨大な個別銘柄の売買、為替取引などが必須で、資産種別ファンドの信託報酬は割高になりがちですが、ロボアド側の管理コストが低く抑えられます。資産種別ファンド側で為替ヘッジの有無があり、部分的に為替ヘッジを行いやすいです。
(3)ロボアド ⇔ 資産種別ファンド ⇔ ETF
SBIラップ
こちらは(2)に似ていますが、最終的に超低廉コストのETFを使う事により資産種別ファンドの信託報酬を安く抑える事ができます。ですが、超低コストなETFを直接購入でも良いのでは?と思ったり・・・ロボアド側だけのぱっと見の運用報酬は低く抑えられたりしますが、資産別ファンドの信託報酬が余計に思えます。
(4)ロボアド ⇔ リスクコース別ファンド ⇔ ETF
on COMPASS、トラノコ など
利用者からみて判りやすいというのがメリットです。リスクコース別の過去の運用履歴を追いかけやすいです。
(5)ロボアド ⇔ 戦略別ファンド ⇔ ETF
SUSTEN
頭良さそうです。戦略別ってかっこいい。
(6)その他
Wealth Wing、auカブコム証券の信用ロボアド など
個別銘柄の売買なのでファンドを挟む必要がありません。
これ以外の隠れコストとして・・・・
為替手数料、、信託監査費用などがあります。