クレジットカードのインターチェンジフィーの標準料率が公開(経済産業省 HP)
加盟店が支払う手数料のうちのかなりの部分を占めるインターチェンジフィーですが、日本は高くて不透明だったもようです。
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殆どが税金の無駄使いばかりの経産省にしてはマトモな仕事だと思いましたが、世界の国々と比較して遅れに遅れての公開というのが実態。
(令和4年4月8日)クレジットカードの取引に関する実態調査について公正取引委員会
日本は後進国なので多くの国で公開されているのに日本では公開されていなかった模様・・・・
Wikpediaの交換手数料 interchange fee(翻訳そのままが多くわかりにくい)
VISA(英語)、Mastercard、Union Pay (銀聯)は公開していますが・・・・・・
JCB、AMEX、Dinersは公開していませんね・・・今は強制力はないようですけど・・・・・
で、JCBは日の丸ブランドとしても、公開して欲しかったですね・・・
他のブランドとプロパーと非プロパーの扱いで他のブランドよりはやや複雑だとは思うんですが・・・
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・イシュア―:クレジットカード発行会社
・アクワイアラ―:クレジットカード加盟店管理会社
日本の場合は、多くのカード会社がイシュア―とアクワイアラ―を兼ねている場合が多いです。
加盟店が支払う決済手数料の中身のうちで多くを占める料金だと思います。
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日本語でわかりやすいほうだったので・・・・目につくところを・・・
感想・・・・・・
・カテゴリーを見ると航空会社の料率が特に高いわけでもなく、旅行代理店の料率が高いわけでもなく・・・エアトリや格安航空会社の一部でクレジットカード決済が高いのにはやっぱり納得いかないwww
・カードのグレードがあがるに従い料率があがっていくのに驚愕!!!!! 高グレードカードなら・・還元率を上げやすい理由になるのか・・・・
・デジタル決済・タッチ決済だとプラチナより上位のチタンと同様の料率にあがるのも驚愕・・・・・・・・
パススルーデジタルウォレットに登録のプリペイドへのトップアップ(交通系)、つまりモバイルSuicaへのチャージの料率が低い、つまりモバイルSuicaへのチャージで還元除外になる場合が多いのも納得。同じくパススルーデジタルウォレットに登録のプリペイドへのトップアップ(交通系以外)、つまり各種プリペイドカードへのチャージも還元除外、還元低減になるのも納得。そして同じブランド同士となるMastercardプリペイドへのトップアップ(チャージ?)は料率安い。au Pay 残高へのチャージもMastercardが優遇(発行会社区別なし)なのも納得。
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前記のクレジットカードの取引に関する実態調査概要(公正取引委員会)から
ヘッドラインを列挙
クレジットカード市場の概要
インターチェンジフィーの標準料率の公開と加盟店管理市場の競争促進
サーチャージ禁止条項及び現金割引禁止条項
ステアリング禁止条項
国際ブランドの取引上の地位
国際ブランドによる契約内容の一方的改定
非接触決済手段(タッチ決済)の搭載義務化及び対応端末の導入義務化に伴う費用負担