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JICCの個人信用情報開示の請求をしてみたテストです。
スマートフォンによる開示1,000円で簡易書留で郵送となりました。
CICとの例で比較で簡略化します。主に違いに関してのみ。
結論をいうとクレジットカード発行に関する自分の個人信用情報の状況確認目的ならこちらのJICCは「ほぼ不要」でCICのみの開示請求で充分かと思われます。但し、消費者金融の利用、キャッシング、カードローンなどに関する自分の個人信用情報の確認確認目的ならCICよりもJICCのほうが重要かもしれません。
「ざっくり」と言えば下記です。重複加盟も多いのですけど。
CIC:クレジットカード会社系で設立。
JICC:消費者金融系会社系で設立。
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(1)表題
氏名、生年月日、電話番号、運転免許証番号など
(2)概要
右記の簡易一覧:契約内容、本人申告・コメント、会員紹介記録
(3)信用情報記録開示書の見方
(4)本人要件情報:債権情報(詳細情報)
滞納などの情報は「異動参考情報等」に記載されるようです。自分の場合はそういう記憶もなかったので当然?でしたが全部の契約で「真っ白」でした。この項目に関してはCICよりも詳細な記載ができるようです。元本・手数料遅延、元本遅延、手数料遅延、遅延解消、保証履行、代位弁済、強制解約、返済条件変更、債権譲渡、債権回収、破産申立、特定調停、民事再生、支払抗弁中、名義注意、本人否認などという種別自体も多くあるようです。
毎月の支払い状況(過去2年分 もしくは最後の支払いから過去2年分)に関してはCICには有りましたが、こちらにはありません。最後の支払い情報と異動参考(事故)情報のみです。また登録会社の「CIC加盟状況」が判るようになっています。なので詳しくはCICで調べればあるかもよ?ぐらいの事かもしれません。
(5)会員照会記録
こちらは、CICでの(3)申込情報と(4)利用情報が一体となった形です。「契約時(JICC)」≒「申込(CIC)」と、「契約後(JICC)」≒「途上与信(CIC)」という感じのようです。
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自分の場合の今回(2021年12月末)でのCICとの相違
JICCに元々加盟していない、非加盟社なのでこの開示書にも記載がなかったもの
ビューカード(ビックカメラ ビューカード)、メルペイのスマート払い、FamiPay(ファミマデジタルワン)の翌月払い
JICCの加盟社だがこの開示書に記載のなかったもの
・アプラス(クレカ解約後5年未満だが記載なし、CICには過去情報の記載有り)
・ジャックス(クレカ解約後5年未満だが記載なし、CICには過去情報の記載有り)
ですが・・・同様に解約済で5年以内のポケットカード、三菱UFJニコス、ゴールドポイントマーケティング(ヨドバシ)などは記載がありました。
・ライフカード(継続中、法人カード、保証人区分で記載があってもおかしくない):CICには保証人として記載あり
なお、楽天ビジネスカードに関しては本人(保証人ではない)区分で記載があり、残高金額が巨額(引き落としは会社口座)なので、勘違いされるの嫌だなぁ・・・と思いました。
上記は自分のある時点での例です。例えば、中小の消費者金融会社に借り入れがあった場合はこちらのJICCには記載があっても、CICには記載がないというケースもあるかもしれません。