SBI新生銀行
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改悪: キャッシュプレゼントプログラム(2023年10月~)
「SBI新生コネクト」つまりSBI証券と仲介口座を契約している人以外、つまりダイヤモンドに足りずにプラチナステージ以下の人にとってはこれまでの新生ポイントプログラムに比べて改悪になってしまうと思います。自分はマネックス証券との仲介口座の契約でこれまで200ポイント前後だったのが半減以下相当になりガッカリです。
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結論:
SBI証券との仲介口座契約の「SBI新生コネクト」 もしくはSBI証券でSBI新生銀行の口座振替契約で最上位の優遇ステージのダイヤモンドになります。たったコレだけで他行宛て無料振込50回、ATM利用料0円(ゆうちょATMや都銀系ATMは有料注意)、普通預金金利0.1%、米ドル片道7銭などの廉価な為替手数料などなど・・・色々な点でネット銀行ほぼ最強です。そしてネット系銀行では弱点である事が多い「口座振替対応」が幅広くて最強です。これは元々は歴史のある日本長期信用銀行でかつネットバンキングにも注力してきた経緯があるからだと思います。両方の良い所取りです。
注意点:
各自の状況で最低レベルのスタンダードなど低い優遇ステージしか望めない場合は他行宛て振込手数料メリットも少ないです。そしてその優遇判定が「年間」条件が多いのも要注意。
SBIとの関係
SBIによるやや強引なTOB成立などの色々な変遷があります。従来のマネックス証券仲介口座対応に加えてSBIネット証券が仲介口座に対応しました。
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メリット:
SBI証券やマネックス証券(いずれかのみ)の「仲介口座」の申し込み、もしくはSBI証券からSBI新生銀行の口座振替契約をすると優遇ステージ判定と特典、お得な為替レートでの外国株式取引でお得です。
デメリット:
スペック的には、定額自動振り込み、定額自動入金などに対応しておりません。振込先に関しては口座登録が可能ですが・・・
シルバーステージ以上が見込めない場合は他行宛て振込手数料が214円と割高になりおススメできません。それと今後が色々不明な点です。公的資金が注入された銀行で唯一まだ完済扱いでない銀行という点とSBIグループ化で競合となるマネックス証券との提携が今後どうなるのかという問題があります。
手数料:
ATM利用手数料:入金無料、出金110円など
他行宛て振込手数料:75円/110円/214円 (無料回数を含めてランクによる)
優遇:
優遇判定で「年間」で要注意。ここ数年で何度か変更があります。
ポイントプログラム:
前記したように多くの人にとっては旧新生ポイントプログラムに比べて改悪になってしまうと思います。
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仲介口座の選択の考察:
SBI証券やマネックス証券で「仲介口座」の申し込みが出来てステージ判定でお得となります。「仲介口座」はどちらか1つしか契約できませんが、2024年10月にSBI証券でSBI新生銀行の口座振替の契約をすると最上位のダイヤモンドとなるサービスが始まりました。
自分はマネックス証券との「仲介口座」を続けていて、マネックス証券の投資&資産判定でプラチナまででしたが、SBI証券(こちらは三井住友カードとの仲介口座契約済)側で仲介口座の契約関係なしにSBI新生銀行の口座振替契約が可能でしたのでそちらでダイヤモンドとなりました。
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外貨為替レート:
ドル円 片道 7~15銭
外貨も入出金OK
SBI新生銀行 <-> マネックス証券やSBI証券(要仲介口座 契約設定)
優遇ステージによりますがより低コストな為替レートで外国株式(米国株式など)の取引できます。
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還元1% 月額100ポイントまで。メジャーな5通貨の外貨対応のプリペイドです。SBI新生銀行口座と連携できるのがFlex機能です。
残高は口座に簡単に無料で払出しができます。デビットカードではなくプリペイドです。外貨預金からのチャージは手数料3.5%、日本円(円預金)からの為替手数料は4%と高額なので物凄く微妙でしたが、「新生シルバー」以上(シルバーなら達成は容易)で外貨チャージ手数料(チャージ金額の3.5%)をキャッシュバックでかなり良くなります。また同様にシルバー以上なら為替手数料がドル円で片道9銭以下となりだいぶお得になります。このあたりの外貨利用に関してはこちらに記しました。
カード会社のアプラスはSBI新生銀行の子会社なのですが、LUXURY CARDなどのSBI新生銀行優遇対象と中身はこちらに記載があります。
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公共料金や税金も対応でネット系銀行で最強レベルです。
支店がないエリアの自治体関連や地域性が高いものを除けばほぼ対応に近いです。
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自分の利用状況など
遥か昔に東京メトロの多くの駅に設置があったATM直営時代はとても便利で口座開設して活用。その直営ATMが撤去後は都心に行くことが少なりなり休眠中だったが、マネックス証券との提携で仲介口座として利用復活。もちろんマネックスカードも使って積立投信や株式購入でポイ活。その後にSBIがTOB買収でSBI証券との提携(仲介口座連携)が進んで今後不透明に。お得なポイントプログラムも2023年秋ごろに終了に。orz
SBI傘下になったことから・・・・今後いろいろと不透明・・・
#法人口座は零細企業向きでない(各種手数料などが明示されてない)ので略します。