参考:
=====
発信通話の節約の前提
LINE通話できる場合はそれが無料なのでベストです。海外とならSkypeなどで。
ここ半年ぐらいの電話料金をチェック!!!
携帯電話会社のベースの通話料金は
22円/30秒
これで例えば1回30分の長話をすると30x2x22=1,320円、1時間なら2,640円
=>プレフィックス(コールスルー)系で約半額:11円/30秒前後
5分以内かけ放題プランは 5百円前後
10分以内かけ放題プランは、千円前後
かけ放題プランは 2千円弱前後
=>更に安くする(特に固定電話や 国際電話が廉価)なら IP電話、050番頭利用で
========
格安電話としてここに記したIP電話、050電話と比較するとプレフィックス(コールスルー)系は原理上で音質に優れる、発信者番号通知が上手く機能しやすいなどが利点です。音質はなんとかする(混雑したネットワークやWiFiを避けて音質低下を防ぐ)、発信者番号通知はそれほど重要でない場合にはこちらのIP電話、050電話利用で。
========
050電話番号が不要で発信通話料金節約の結論
たとえば毎月の携帯電話代のうち通話料が500円を超えるようなら下記を要検討で。
注意点:
その1:発信者番号通知がNGなケース多々
Line OutもViber Outも設定した携帯電話番号の発信者番号通知が上手く行かないケースが多いです。これは着信側からみると携帯電話からの発信ではなく、経由先のIP電話などからの発信と見なして非真正の番号としてフィルタリング?されているからだと思われます。なので発信者番号通知が必要な場合は050電話アプリ(Skype番号以外で)を検討&利用で。
その2:発信不可な番号がある
20年以上放置で評判の悪い0570(ナビダイヤル)は例外的な050plusなどを除いてIP電話からはNGです。それ以外も特番(110番や119番など)、フリーダイヤル0120(ブラステル My 050は例外的にOKな場合あり)もIP電話からはNGです。
======
IP電話サービス
自分は時々の長電話が見込まれる場合用に利用してましたが終了で残念。
結論:時々長電話という事ならSkype クレジット600円分を適時追加ででコレ
以前はLine Outがおススメでしたが・・・・・こちらはクレジットの期限が切れても再有効化できるメリットがあります。
また050の電話番号が月額300円で有償で追加できるプランの「Skype 電話番号:旧名 Skype In」があります。
クレジットは Google Pay、ブラウザ、Apple Pay の順で金額があがります。
->時間単価は同じ?
月額プランは ブラウザ、Google Pay、Apple Payの順で金額があがります。
->マージンが少ない分だけブラウザがお得(クレカ登録が必要です)
下記金額は2023年4月4日のPC(ブラウザ表示)例です(為替レートで変更??)
Skype クレジット (有効期限180日:再有効化可)
¥600、¥1200、¥3000
通話(日本) 通話 – 1 分あたり1
固定電話 ¥2.44、携帯電話 2 ¥11.67、VOIP(050など) 2 ¥3.82
1.日本から通話する場合は、特別な記載がない限り、¥5.20 の接続料金が適用されます。
2.日本から通話する場合は、特別な記載がない限り、¥9.45 の接続料金が適用されます。
ブラウザで設定・解除が可能です。Skype クレジット残高が¥300未満になると、登録クレカを使用して¥1200分のクレジットが自動的に充填されます。
Skype 月額プラン
日本月額プラン:¥404:携帯電話と固定電話:100 分間通話(¥5/分)
日本月額プラン:¥404:固定電話:無制限通話
日本月額プラン:¥723:携帯電話と固定電話:300 分間通話(¥3/分)
日本月額プラン:¥1424 or ¥2040:携帯電話と固定電話:無制限通話
結論:発信が多い、長電話が多い場合はコレで。
月額プランは分数制限なしで $5.99 と激安です。前払いのクレジットは前記LINE Outのようなオートリチャージ機能がないので不便であり、発信先が携帯電話の場合には1分14.74円(為替レート)でありそれほど割安ではありません。例えばアメリカなどへの発信通話プランは激安です。発信者番号はスマホの携帯番号となります。
クレジット(有効期限180日)
世界どこへでも通話可能
$4.99、$9.99、$19.99
携帯電話 9.8¢ / 分( ~ 14.74 JPY)
固定電話 2.7¢ / 分( ~ 4.06 JPY)
2022年10月21日のレート
月額プラン:自動更新:分数制限なし
世界どこへでも通話可能
$5.99 / 月
========
050番号付与があるIP電話アプリのメリット
NTTは050番号廃止の方向のようです。無くなるサービス、新規受付停止のサービスもチラホラと増えてきました。
更新面倒なので過去のメモ書きとして・・・・
(1)複数電話番号を1台のスマホで使い分け
デュアル SIM非対応なスマホでも1台で2つ以上の電話番号が持て、私用、会社用など用途別の使い分けに便利。自分は都合スマホ2台持ちですが、2台持ち歩くのは結構に面倒です。
(2)050の番号を連絡先として利用可能
法人用途だと携帯電話番号の記載が好ましくない、NGなケースがあります。自分は某銀行の法人口座開設時に携帯電話番号のみではNGで慌てて050番号を取得。
(2)050の番号で発信者番号通知が可能
050番号の付与が無い単なるIP電話サービスでは上手く行かないケースが多々ですが、例外的にNGなSkype番号サービスを除いて050 IP電話サービスでは発信者番号通知が可能です。実態としてIP電話の050番号なので真正の番号として殆どのケースで上手く行くようです。
050のIP電話アプリのデメリット
(1)050は電話番号の移行不可
ナンバーポータビリティ制度の対象外なので携帯電話番号のMNPのように同番号移行はできません。法人用途など番号を長期に使いたい場合にはそれなりに安定した事業者を。
(2)050アプリは不安定な場合がある
着信失敗することがあるようです。自分の例では古いスマホで通常動作ももっさりのケースで多発しました。ある程度きびきび動くスマホでないとNGかもしれません。通話品質でも若干の質が低い場合も多いようです。なお自分は後記のSMART Talkを利用していますが、着信失敗や不在の際にSMSで登録した電話に通知が行くのは便利です。
(3)0570(ナビダイヤル)を含めた特番などに発信できない。
20年以上放置で評判の悪い0570(ナビダイヤル)は例外的な050plusなどを除いてIP電話からはNGです。それ以外も特番(110番や119番など)、フリーダイヤル0120(ブラステル My 050は例外的にOKな場合あり)もIP電話からはNGです。
========
主な050電話サービスアプリ
月額利用料 | 固定電話 | 携帯電話 | 他社050 | その他 | |
SMART Talk 新規受付停止 楽天モバイル 旧フュージョン |
0円 12カ月請求無しで強制解約#1 |
17.6円/分 | 17.6円/分 | 17.6円/分 | 新規受付停止中 |
モバイルチョイス“050” 楽天コミュニケーション |
0円 着信転送で費用発生 |
19.8円/分 | 19.8円/分 | 12.5円/分 | 着信転送 携帯電話 5円/分#2 |
My 050 ブラステル 旧 050 Free |
約92円 番号維持費(550円/6ヶ月毎) 初期設定費(550円) |
10.50円/3分 | 19.80円/分 | ? | プリペイド式(ペイパル)500円~ 旧 050 Free 時代は月額料金0円ブラステル My 050は例外的に0120がOKな場合あり |
LaLa Call オプテージ (mineo) |
110円 | 8.8円/3分 | 17.6円/分 | 8.14円/3分 | eo光、mineo利用者は無料通話毎月110円分有り |
050 plus OCN |
330円 | 8.8円/3分 | 17.6円/分 | 8.8円/3分 |
0570対応#3 |
Skype 番号 マイクロソフト 旧名 Skype In |
1か月:300円 3か月:855円 12か月: 2,400円 |
2.44円/分 +5.2円など |
11.67円/分 +9.45円など |
3.82円/分 +9.45円など |
050の電話番号付与の場合は月額費用発生。 通話料は月額通話プランも有り。 発信者番号通知は日本はNG #4 |
G-Call 050 ジーエーピー |
308円 | 8.8円/3分 | 17.6円/分 | ? | 格安SIMも有り |
FleaLine Light +FleaRoute Covia |
400円 転送オプション 100円 初期費用 525円 |
19.8円/分 | 19.8円/分 | 12.5円/分 | |
TONE IP電話 | トーンモバイル専用で無料付帯 | 14.3/3分 | 23.1円/分 | 14.3/3分 | トーンモバイル専用で無料付帯 |
#1 強制解約を避けるには少額繰り越しの請求発生都合で 半年単位で101円課金で。例:03177(東京の天気予報)への発信を推奨。
#2 着信転送でスマホで050番号の着信が可能となるも着信転送料が必要な仕組み
#3 IP電話全般がNGな0570(ナビダイヤル)はNTTコミュニケーションのサービスで050Plusも同様なため3分8.8円と激安で使える「場合」あり。
#4 例外的にSkypeは 050番号を取得しても発信者番号通知は不可
========
0ABJ番号とIP電話
0ABJ番号とは03とか045とかの一般的な固定電話の市外局番をもつ番号です。これもクラウドPBXが普及してきており、スマホで着信・発信対応可能になってきています。しかし初期費用数万円、月額費用数千円などの高額なサービス(着信側に固定電話回線契約が必要)なのでここでは、そんなサービスあるよって事で以下略します。
どうしても03とかの0ABJ番号が必要とかになればそのとき比較検討することになるかと思います。
========
前書きというか後書き
そしてこの記事を書くきっかけは、契約している SMART Talk(Fusionコミュニケーション->楽天モバイル)が、現在新規受付停止しており今後のサービスの行方が怪しい事からです。やはり法人の連絡先として携帯番号を記入することが憚れるケースではいまだにこの050の番号を記載したいというのがありますし、古いスマホで番号を二つ廉価に持ちたいというのもあるのでした。
SMART Talkは以前に法人設立直後に必要にせまられてそのまま契約利用が続いてます。当時の理由は簡単で某ネット銀行の口座開設の要件として連絡先電話番号で携帯番号のみはNGで050はOKだったというものがありました。結局スマホのアプリで使うので携帯電話みたいなものなのですが・・・。固定電話があっても零細法人で不在の事も多くて無駄な固定電話の契約をせずに済んだのでした。
当時のメリットとしては他に、1台のスマホで2つの電話番号090と050を持てて、プライベートと社用とで使い分けができる。050から電話をしたほうが多くのケースで通話料金が安いということもありました。今ならデュアル SIMのスマホも増えてきたので2つの電話番号の使い分けも容易ですが。
========
災害時にIP電話
東日本大震災の時、すぐ直後には固定電話も携帯電話も外部にまったく繋がらなかった状態になったのですが、西日本にいた家族にSkype Outで電話連絡をとることが出来ました。その後はSkypeでの通話もできなくなりましたが・・・・。ということで災害に強いIP電話を実感しました。