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デビットカードやプリペイドカードが使えないケースに関してはこちらで
例外もありますが「おおよそ」の傾向は下記です。
クレジットカード | デビットカード | プリペイドカード | |
決済タイミング | 事後決済 ポストペイ |
即時決済 | 事前決済 プリペイド |
審査 | 必須 | 無し | 無し |
金融機関の口座 | ほぼ必須 | 必須 | 不要 |
分割払い | 〇 | ✖ | ✖ |
キャッシング | 〇 | ✖ | ✖ |
万能性 | ◎ | △+ | △― |
家族カード ETCカード |
有り | 無し | 無し |
還元率の印象 | 高 | 中 | 低 |
決済タイミング:
利用者からみた決済タイミングですが、クレジットカードは翌月以降などの「事後」に口座引き落としなどで決済されます。デビットカードやプリペイドは加盟店側などで受注(即時)や出荷(数日遅れ)のタイミングで決済(即時もしくは数日後)されます。
審査:
デビットやプリペイドは事後決済(あと払い)ではなく、与信というものが無いために審査無しが基本です。
金融機関の口座:
クレジットカードは基本的に口座振替(引落し)登録が基本です。例外はあるものの申込時にその口座を登録申請します。デビットは金融機関の預金口座直結(預金口座から決済)ですので必須です。
※ 例外的に口座不要のクレジットカード
POOL、Nudgeなど・・・・他にも普通のクレカで口座登録をしなくて良いものもあるようです。
分割払い、キャッシング:
クレジットカードは与信を伴うために、分割払いやキャッシングの機能を持つ(付加)できるものが殆どです。
※ 例外的に分割払い、キャッシングができないクレジットカード
POOL、Nudgeなども含めて時々あります。またPaidy(プラス)は店頭やネットでの決済時は一括指定で、Paidyの中で分割という形式ですし、キャッシング不可です。
但し、Nudgeは翌々月までに利用額を入金すれば良いので、複数回入金(支払い)を行う事が可能ではある・・・
万能性:
デビットカードやプリペイドカードは与信が無く事後決済が不能なために利用NGなケースあり。傾向などはデビットカードやプリペイドカードが使えないケースに関してはこちらで。通常NGなケースでもカードによっては各種工夫や努力で一部でOKとしている例もあります。
家族カード、ETCカード:
例外的に家族カードやETCカードが発行可能なデビットカード
利用還元率:
還元率の傾向として下記のように感じてます。
クレジット>デビット>プリペイド
クレジットの還元率が高いのはクレジットカードが多種多様でカード会社同士の競争が激しく、決済で収益をあげるイシュア&アクワイアラ会社の直営も多く余力があるということもあるかもしれません。
デビットが劣るのは、カード会社+金融機関で収益を分け合う?形となっていることと、価格競争をしない伝統的な金融機関が多い事も影響があるかもしれません。但しソニー銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、GMOあおぞらネット銀行などのネット銀行系ではクレジットカード並みの高還元カードもあります。
プリペイドはチャージ(入金)コストを運営側が負担している例が多い影響?もあり、還元無しや低還元が多くなっています。
なお、いままでと違った還元を行っているのはPOOL(決済システム的にはクレジット形式??で「投資」への還元という形)とIDARE(決済システムとしてはプリペイド形式で積立てと残高に応じた「ボーナス」還元という形)です。どちらも残高=投資額のような扱いで、残高に対してボーナス(配当)があります。このタイプは今後増えていくのでは?と思います。ボーナス以外にも残高に応じたプレミアムサービス(ゴールドカードやプラチナカードにあるような付帯特典)をするようなカードが出てきてもおかしくないと思います。あくまでも「残高=投資額」という縛りの元で出来ると思われることなのですが・・・・