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SBIラップ
Folioの一任サービスですがSBI証券の口座なのでROBO PRO等と併用OKです。ROBO PROと比べると投資配分比率変更が穏やかのようなので多少それと比べるとローリスク・ローリターンになると思われます。Wealth Navi や THEOなどと比べると2週間に1回程度などダイナミックに投資配分を変更があるようです。なおFolioは2021年に増資後にSBIグループ傘下(連結)になってます。
合計8種類の資産種別ファンドを経由して分散投資を行いますが、リスク別コースなどの選択はなく1つのみです。
コスト計算:
0.66%(ラップ年間手数料)+0.1606%(各ラップ専用の資産種別ファンド信託報酬)
― 還元ポイントプログラムのSBIラップマイレージが月間平均運用資産額が1,000万円未満で0.1%、1,000万円以上で0.2%の還元
+ 資産種別の投資先ETF経費(例えばSBI・米国株式ならVTIなど)0.030%~0.480%(年率)
能書きは下記で
(1)SBIラップは、専用の投資信託を通じてETFに投資を行い、常に8種類のアセットクラスに分散投資を行います。そのため、投資配分の変更が行われた場合であっても、Folioの ROBO PROと比べて極端に偏った投資配分にはなりにくく、リスクをコントロールしながらコア資産運用を行うことが可能です。
(2)SBIラップの手数料は0.66%(年率・税込)であり、ポイントプログラムも設けており、長く続けやすい仕組みを用意しています。
手数料をFOLIO直販のROBO PROやおまかせ投資に比較すると 3,000万円未満では手数料的にお得なように思えます。コア資産部分は下記ファンドを適時比率を変更しながら組み入れる事となりますが、後記しますが各ファンドの信託報酬は、公募型のほぼ同じ投信に比べて上乗せがあります。
分類・地域 | ファンド名 | 信託報酬(年率) | 実質的な信託報酬(年率) |
---|---|---|---|
米国株式 |
(ラップ専用)SBI・米国株式 |
0.1606% |
0.1906% |
先進国株式 |
(ラップ専用)SBI・先進国株式 |
0.1606% |
0.2106% |
新興国株式 |
(ラップ専用)SBI・新興国株式 |
0.1606% |
0.2606% |
米国債券 |
(ラップ専用)SBI・米国債券 |
0.1606% |
0.1956% |
米国ハイイールド債券 |
(ラップ専用)SBI・米国ハイイールド債券 |
0.1606% |
0.6406% |
新興国債券 |
(ラップ専用)SBI・新興国債券 |
0.1606% |
0.5506% |
米国不動産 |
(ラップ専用)SBI・米国不動産 |
0.1606% |
0.2806% |
金 |
(ラップ専用)SBI・ゴールド |
0.1606% |
0.5606% |
※全て税込み表示
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参考としてラップ専用と公募型との信託報酬(投資先ETFのコストを含んだ概算)の比較です。0.1%前後の上乗せがあることがわかります。むむむ・・・・
ラップ専用:SBI・米国株式 0.1906%
公募型:SBI・V・全米株式 0.0938%
ラップ専用:SBI・先進国株式 0.2106%
公募型:SBI・先進国株式:雪だるま(先進国株式) 0.1022%
# ラップ専用は「米国除く」ので原価で多少高くなる
ラップ専用:SBI・新興国株式 0.2606%
公募型:SBI・新興国株式:雪だるま(新興国株式)0.176%