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THEO(公式はこちら)
・手数料 年1.1%~0.715%(資産に応じて) + 投資先ETF経費 他
↓以下 過去の割引:Color Pallete:2023年1月1日以降に THEO[テオ]、THEO+ [テオプラス]を新規申込されるお客さまは本プログラムの適用対象外
新規終了:手数料の割引もTHEO Color Palette で5段階(3千万円以上を含めると実際は6段階)。なので多くの人(3千万円以下の運用資産なら)はWealth NaviよりもTHEOの方が手数料は安く済みそうです。THEO Color Paletteの条件など
3つポートフォリオの配分で231通りの中からポートフォリオを選択
・グロース(株式系ETF):
基本的最小分散を主眼として構成、および割安か割高か(バリュー)、上昇・下落基調にあるかどうか(モメンタム)で戦術的調整。
・インカム(債権系ETF):
条件付きバリューアットリスク(CVaR)に対する平均的な債券利回りを、ある一定のデュレーション制約下で最大化することによる最適化。
・インフレヘッジ(コモディティ、不動産、物価連動債系ETF):
重回帰分析を行いその更新は、そのコストと効用を考慮して四半期毎。世界の株式との相関(共分散)を最小化。
グロース例:)
VTV(米国ラージバリュー)、VOE(米国中型バリュー)、VBR(米国小型バリュー)、VBK(米国小型グロース)
インカム例:)
LQD(米ドル建て投資適格社債)、IGSB(米ドル建て短期社債ETF)
インフレヘッジ例:)
XLE(エネルギー関連株式)、RWX(世界不動産関連株式)
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231通りのポートフォリオの計算:
リスク許容度:19個
インカムを重視する度合い:3個
インフレーションに対する感応度:4 個
および、3 つの機能ポートフォリオのうち 1 つだけに投資する場合も加えて 19×3×4+3=231 通り
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リバランス、リアロケーション、リクリエーション、リプロファイリング
・リバランス:毎月:市場の動きによって変化してしまった投資配分を元に戻す
・リアロケーション:毎月~3カ月毎:投資配分や投資すべきETFを見直し
・リクリエーション:毎年:市場変化により各機能ポートフォリオへの配分見直しを行う
・リプロファイリング:毎年:現在の年齢に適した資産運用配分に調整
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その他機能
よくわかりません・・・・ちなみにAI活用を謳った投資信託の例(残念なものが多い)ので。要注意。
個別株式銘柄(日本株のみ?)を保有している場合にそれをTHEOに入力することにより、THEO側を調整できる機能です。銘柄のリスク(標準偏差)と数量に応じて3つのポートフォリオのうち、グロース系を減らして、インカム系やインフレヘッジ系を増やすというものでそれなりに有用だと思われます。
注意点:リスク調整機能は「THEO」「THEO+ docomo」のみです。それ以外のTHEO+[テオプラス]では利用不可。
自動税金最適化サービス:THEO Tax Optimizer
->Wealth NaviのDeTAX機能とほぼ同等かと思います。
色々な投資をやっている場合、損益通算、損益繰越のために年末に色々な口座で意図的な損出し、益出しを行うケースがある(自分は面倒なのと手数料コストの兼ね合いであまりやらない、やれば良かったと思う事たびたび)のですが、THEOは1つの口座で色々な投資をやっているのでその中だけの範囲ではあるが自動的にやってくれるというのは便利かと思います。長期投資では効いてくると思います。
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今後に期待
30種類を越えるETFで231通りのポートフォリオや投資再配分の複雑さ、色々な機能もあり最大手のWealth Naviよりも実際のシステム的な運用コストはかかりそうです。ですが投資する側としては多機能・多分散のTHEOのほうが有利という事になるとは限らないのが難しい所。長期で見るとアクティブな運用がパッシブな運用に負けてしまう事も多々あるわけで。
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取り扱い
THEO = 直販系
THEO+ = 提携系
ポイント還元があるのは下記2種
「運用額」に応じた還元:
運用資産1万円につき、毎月1ポイント:0.01%(ドコモ回線有りだと1.5倍に)
年間で0.12%(ドコモ回線有りだと1.5倍で年間で0.18%)
更に毎月の「積立額」に応じた還元:
dカード積立で積立額の0.1%~1%
ライトな人なら0.1%。1%還元はGOLDカード+dポイントクラブの会員ランクが5つ星という条件なので、どっぷりとドコモ経済圏の人でないと無理。
なお、これら還元が多いTHEO+docomoでは運用報酬割引の THEO Coloer Palette の条件が厳しく、dカード”GOLD”でかつ毎月おつり積立(ドコモ回線契約必須)と条件が3つ揃わないとだめです。
追加機能:d払い残高からのワンクリック入金:ドコモ回線契約必須
「運用額」に応じた還元:
運用資産1万円につき毎月0.5マイル(0.005%)、年間で6マイル(0.06%)
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THEO ⇔ THEO+ への変更
THEO+からTHEOへの変更はNG、THEO+から他のTHEO+への変更はNGです。一度解約退会するしかなさそうです。その場合には新規ではTHEO Coloer Paletteが非対応になので少し勿体ないかも(退会&再加入で切り換えないほうがお得?)
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自分のケースと今始めるなら・・・・
自分は勢いで THEO+JALで始めちゃいましたが・・・THEO+docomoで始めたほうが若干良かったかもな話
dカード積立が始まってずっと、気になっていたもののdカードも所有予定がなく、ドコモ回線は使ってないので様子見でしたが、冬のキャンペーンを目にした事(THEO+JAL、THEO+docomo、THEO ボーナス時期に時々やっているみたいですが)と手数料割引のTHEO Coloer Paletteが2023年新規申し込みから適用されなくなる(今後は新規に限らず終了する可能性も)というのでちょっと慌てて2022年12月下旬にTHEO+ JALで申し込んだのでした。
新規なら THEO+docomoで始めたほうが良かったかもとしれません。ポイントサイト経由でもTHEO+docomo はあったりしますし、運用額に対する還元もあり、それ以外に追加投資還元のdカード積立もあり、おつり積立 、リスク調整機能が使えます。
オマケ程度なので決定的な差ではありませんし、THEOに投資をするか?しないか?そしてTHEOの商品性のほうが重要ですが。
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ボーナス時期(夏、冬、時々秋)の入金キャンペーン
過去のキャンペーンを見ると夏と冬、ときどき秋に入金キャンペーンをやっているようです。
12月、1月、7月、8月が対象月と多いようです。なので毎月積立は多少抑え目にして、キャンペーン月に、相場下落があった後に落ち着いたときぐらいに余裕資金を追加投資するというのも手かもしれません。
今後キャンペーンがどうなるかはわかりませんが、キャンペーン月に限らず、相場下落後にちょいちょい追加投資というのは長期投資では有効な手法だと思います。