自分の主な用途のうちの1つの下記も参考で
元々の自分の念頭は、個別銘柄で複数(俺様ポートフォリオ)を少額積立できればということです。有望な投資信託をそのまま真似る感じでも良いし、適時銘柄入れ替えで取捨選択するのも良しで、株式を直接持てば信託報酬(保有コスト)がゼロ(もしくはETFでも超低コスト)で済みます。海外株式の場合は為替コストでは公募型の投資信託のほうボリュームディスカウントで有利かもしれませんが、長期保有の場合は保有コスト重視ですので。
なお、下記表では、単元未満株の対象銘柄で「ほぼ全部」として記載しながらも、ETF(REITやETNなども)が除外されているサービス(ETFは単元株が1株な場合も多いので)がありますので、ETF(REITやETNなども)を購入候補とする場合には要注意で。
金額指定で株式売買ができる証券会社
株式の積立が出来るサービスの場合は名称横に◎
名称 | 提供元 | 手数料 スプレッド |
銘柄数 | 約定 | 特徴 |
キンカブ(ポイ株) 株式積立:◎ |
SMBC日興証券 | 買いは無料、売りは0.5%など スプレッド式 |
約3800 | 前場または後場の「始値」 |
★★1銘柄につき100円単位で金額指定可能 株数換算で小数点5位まで ☆dポイントが使えるのはフロッギー+docomo経由のみ ✖ 自分名義にならない:株主番号固定不可 ✖ キンカブ取引ではdポイント貯まらない ✖dポイント使用では+現金加算が不可 |
基本サービス:名称なし 株式積立:◎ |
PayPay証券 | 0.5%など 米国株0.5%~+35銭 スプレッド式 |
日本株160ほど 米国株140ほど |
リアルタイム約定 |
★1000円単位で金額指定可能 株数換算で小数点5位まで ✖ 国内株は自分名義は1株単位:配当金相当は貰える |
国内株店頭取引 米国株店頭取引 株式積立:✖ |
CHEER証券 new!! |
国内株0.5%など 米国株0.5~+20銭 スプレッド式 |
日本株80ほど 米国株80ほど |
リアルタイム約定 |
✖株式積立サービス無し ★★500円から100円単位で金額指定可能 株数換算で小数点第8位まで |
俺様ポートフォリオ 少額積立で考えるとこの3社の金額指定売買がとてもやりやすいです。SMBC日興証券キンカブとPayPay証券は定額購入(ドルコスト平均法)が可能です。CHEER証券は株式の積立サービスはありません。
金額指定で日本株だとリアルタイム約定に拘らない限りは片道(購入)コスト無料のキンカブが良いと思います。キンカブで購入して貯まったあとに単元化すれば、SMBC日興証券の信用クロス(注意点多め:対象銘柄と逆日歩)を使えば売却コストはさらに下げられます。
なお、米国株は単元株制度がないので大手ネット証券(SBI、楽天、マネックス)でも1株単位(低位株であれば少額単位)で購入できますので、きっちり金額指定(株数換算で小数点)なドルコスト平均法に拘らなければ大手ネット証券のほうがコストは安くすむかもしれません・・・・・
1株単位から株式売買できる証券会社
◎:積立設定可のもの
名称 | 提供元 | 手数料 スプレッド |
銘柄数 | 約定 | 特徴 |
かぶミニ new!! ◎かぶツミ™(国内株式積立) |
楽天証券 |
多くのケースで最安値かも? スプレッド0.22% + 買付 無料(0円) |
リアルタイム 約100銘柄 寄付取引 順次拡大予定 |
両対応 リアルタイム約定 |
2022年 4月17日から開始 |
ひな株 | 大和証券コネクト | 0.5% 現物は現在、毎月10回以上無料 スプレッド式 |
300以上 | リアルタイム約定 |
★単元株の手数料無料クーポンが毎月10枚 |
ひな株USA | 大和証券コネクト | 0.7~1.5% +為替手数料 (30~50銭) |
50銘柄ほど | リアルタイム約定 |
✖定期買付無し 終値、またはアフターマーケットでの市場価格 |
S株 ◎ |
SBIネオモバイル証券 SBI証券へ吸収統合 |
売買代金が月額50万円までなら月額220円 非スプレッド&月額式 |
ほぼ全部に | 前場「始値」 後場「始値」 後場「引値」 |
★毎月取引&50万円以下なら実質月額20円 ★Tポイントが貯まる&使える |
S株 | SBI証券 | 買付実質無料(キャッシュバック)、売却55円から0.55% 非スプレッド |
ほぼ全部 | 前場「始値」 後場「始値」 後場「引値」 |
✖:国内株の定期買付無し ★Tポイントが貯まる |
いちかぶ | 終了・・・・・ LINE証券 |
0.2%~0.5%など スプレッド式 |
グループ単位で合計1000以上 | リアルタイム約定 |
★Line証券口座 ↔ LinePay で入出金は即時反映 |
プチ株 ◎ |
auカブコム証券 | 0.5%など 非スプレッドプレミアム積立なら買付無料 |
ほぼ全部 | 前場または後場の「始値」 |
◎プレミアム積立(プチ株:毎月)なら買い付け無料(積立設定の制限あり) ★Pontaポイントが使える |
ワン株 | マネックス証券 | 買付無料、売却 52円から0.55% 非スプレッド |
ほぼ全部に | 後場の始値 | ☆ワン株&SNSアプリのferci 有り △投信積立(毎日100円~) ->積立は株式でなく投信のみ |
セゾンポケット ◎:★詳細は備考で |
スマートプラス(証券口座)+クレディセゾン(IFA) | 55円~0.55% 非スプレッド |
約140銘柄 | 買付は翌月8日(8日が休日であれば前営業日)の始値など |
◎積立対応(株式も) ★クレカ積立(月額5万円上限)サービス 株式約140銘柄、セゾン投信2商品を毎月積立 ★永久不滅ポイントが貯まる&使える |
単元未満株 | 岡三オンライン証券 | 220円~0.66%など 非スプレッド |
ほぼ全部? | 前場寄値、後場寄値 | 新興証券会社に近い手数料は頑張ってる感 |
まめ株 | 野村證券 | 高いYo! 非スプレッド |
ほぼ全部? | ???? | 昔のミニ株の流れのまま |
こちら1株単位の証券会社の取引では名義は自分のものになります、たぶん(例外があるかもですが)
以前より、買付無料が増えました。(マネックス証券とSBI証券が買付無料や買付実質無料に)
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自分のケースその1:
株主番号固定のため:SBIネオモバイル証券(S株)
SBI証券へ吸収統合となります。注意。Tポイント消化は別途に考える必要が・・・JRキューポ経由か・・・
注意点としてSBIネオモバイル証券では月額サービス利用料で220円の支払い&還元の限定Tポイントが200ポイントあります。上手く還元ポイントを利用できれば実質月額20円となりますが、この還元Tポイントは用途限定でSBIモバイル証券の中でしか使えません。なのでこの限定Tポイントの消化目的も兼ねてETF銘柄2つをそれぞれ1株で積立投信モドキで定期買付設定してます。定期積立設定はスマホアプリからのみ設定可能です。積立など毎月など使うのでなければサービス停止(株式保有はそのまま)や再開をしましょう。
自分のケースその2:SMBC日興証券(日興フロッギー:キンカブ:ポイ株)
期間限定dポイント消化のため:
日興フロッギー経由でdポイント消化でテキトーな銘柄購入に使ってます。dポイントは別途に「ポイント運用」があるのですがそちらは期間限定ポイントが使えないのです。フロッギー経由では期間限定ポイントが使えます!! そしてキンカブ(ポイ株)は買付無料ということで2つの大きな利点があります。
但し大きな欠点が2つあります。100ポイント単位でしか使えない事と現金追加での購入が出来ない事です。100ポイントに満たない場合にdポイント+現金という購入が不可です。これが出来れば自分の場合、購入機会が何倍にも増えると思うのです・・・・期間限定ポイントが足りないときには「ポイント運用」側からキッチリ100ポイント単位となるように引き出して使ってます。なので逆に言うと「ポイント運用」側に常に余力を残した状態にしてます。
なお、キンカブ(ポイ株)は100株などの単元株にならない限りは自分名義にならないので株主番号固定の為には向いてません。
->期間限定dポイント消化のためならCONNECTも。こちらではポイントのみだけでなく+現金加算も可能です。
自分のケースその3:LINE証券(つみたて投資:投資信託)
LINEポイント消化のため:
以前はLINEポイントをPayPayボーナスに交換してましたが出口が出来ない(PayPay証券での購入に使えないまま)ので、LINEポイントはこちらで消化することにしていました。が、2021年11月より、 LINE証券から銀行*への出金手数料が無料という事で指定口座にポイントも含めて適時出金(無料)してしまえば良いです。
なお、現在の自分は、つみたて投資:投資信託でこちらに記したLINE証券のみ販売の割安投信である「フューチャートレンド世界株」と「バリューハント日本株」を毎月5千円ずつでポイント優先利用にし積み立ててます。
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上記の単元未満株の投資に関して、源流をいうと「ミニ株」という名称でバブル崩壊後の証券市場の活性化を狙って1995年10月、大蔵省(現:財務省)によって株式ミニ投資制度を策定というものですが、当時はまったく流行らなかったという印象です。
単元未満株に関しては直接的に市場を通した売買ができませんので相対取引(店頭取引)という形になります。相対取引(店頭取引)はFXで良くみられる取引形態です。リアルタイム約定の場合には気配値にスプレッド(手数料相当)が乗った形(これもFXで良くみられる形)となります。
単元未満株所有で不利になることに株主優待が受けられない(配当金は多くのサービスで比例配分で受け取れる)ことがあります。
積立などで株数や金額が大きくなったら株式移管(株式の出庫、入庫)で大量取引に向いた証券会社に移動させて取引する手もありますが、大概で出庫手数料があったり時間が掛かったりで、相当にまとまったボリュームじゃないと面倒かもです。
移管に関しては、1株未満も扱える最初の2社のサービスは口座が特殊です。PayPay証券ではそもそも移管不可、キンカブも単元株単位になったもの保護預かり口座(キンカブ口座->普通の口座)に移動した分しか移管できないと思われます。
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リアルタイム約定 vs 値洗いでの約定
リアルタイム約定が良いに決まってますが、長期保有では決定的というほどの差はないような気もします。他のサービス(手数料やポイント付与など)が変わらないならリアルタイム約定のほうが良いというぐらいでしょうか・・・指値の可否の問題はありますが・・・
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米国では「スマホ、個人、株式投資」で「ロビンフッド」のアプリを使って投資する人々「ロビンフッター」が流行ってます。
「ロビンフッド」概要などは下記で。
スマホ証券アプリ「ロビンフッド」、口座開設数1000万件を突破(2019年12月)
投資アプリ「Robinhood(ロビンフッド)」は何がスゴい? 熱狂的な若者を生んだ仕組み
手数料ゼロの人気投資アプリ「ロビンフッド」 ウラで誰が損するのか?
ロビンフッターが日本で話題となったのはゲームストップ関連での話題でしょうか・・・・
元々で米国の証券取引所では1株単位での取引が出来て少額な取引が可能ということもありました。日本の証券取引所では単元株(多くが100株:)単位での取り引きとなります。単元株未満は証券会社との相対取引(店頭取引:取引所を通さない取引)となります。つまり証券会社によっての単元未満株の取り扱いの有無、そして取り扱い銘柄(数)の違いもや手数料に大きな違いがあります。
米国株などの外国株は日本からだと少額だとコスト高という事と多重課税(米国で源泉徴収&日本で源泉徴収の2回)の問題があります。多重課税を解消する手続き(少額な場合はほぼ無理)はかなり面倒なようです。なお、日本国籍の投資信託で投資先に米国がある場合には、投資信託はそれ自体で多重課税を解消した手続きをしているようです。
日本に上場しているETFで外国株(外国債券)を対象としているもので代替するのも手かと思います。
個人でも上記の例のロビンフッドなどの海外の証券口座を開設すれば良いんでしょうけど色々とハードルが高そうです。税務処理も含めて・・・。